栗山ミヅキ先生にクリエイター向けノートPC「DAIV 6P (プレミアムモデル)」を使ってもらった
週刊少年サンデーの漫画家が試して欲しがった、16:10液晶が使いやすいイラスト・漫画制作に最適な16型ノートPC
漫画のチェックに、16:10が役に立つ!
Excelの行を多く表示したり、ウェブサイトをスクロール少なめで読んだりできる点において、16:10のディスプレーは役に立つ。しかし、漫画を描くうえで16:10は役に立つのか。そう栗山先生に聞いてみたところ、答えは「大いに役に立ちます」と返ってきた。
理由は「漫画原稿を全体表示で確認するときに、一見ちょっとした差ではありますけど、大きい状態で表示してチェックできるのは、かなりメリットだと思います。見開きで確認することって、登場人物をかなりアップで描いたり、広めの背景を見せたりするときのみで、頻度としては少ないので、やっぱり1ページ分を縦長で確認できるというのは、漫画家にとってはかなり魅力的だと思いますよ!」と、絶賛していた。
加えて、sRGB比100%については「イラストレーターやデザイナーを目指す人は、こだわったほうがいいと思いますが、漫画家の場合はそこまで正確には気にしないですね。でも、精確な色でチェックできるのに越したことはないので、魅力的だとは思います」とのこと。なぜそこまで気にしてないかというと、カラー原稿に関しては、色の最終チェックは別途デザイナーにお願いしているからとのこと。DAIV 6Pは、デザイナーやイラストレーターにとってもちょうどいいマシンなため、そういった作業をこなしたいという人にもオススメできるといえる。
さらに、栗山先生が目を付けたのが、Dolby VisionとDolby Atmosに対応しているという点。「漫画家として活動していくにあたって、多くのエンタメに触れていようと思って、映画をたくさん観るようにしているので、映像や音にこだわっているのはとてもうれしいです! 自宅でなくても、時間があるときにこの画面で映画を観ることができるとなると、仕事にも支障をきたしそう(笑)」とさらに興味を示しているようだった。
ノートパソコン+ペンタブはあり?
栗山先生には、普段から作業で使用しているペンタブを持ってきてもらい、DAIV 6Pと一緒に使用してもらったのだが、気になるのがペンタブとノートパソコンで快適に作業できるかということ。その答えは「とても快適」ということだった。
というのも、普段もペンタブを使う場合はディスプレーに表示して作業するため、ノートパソコンでもそれは変わらないとのこと。紙に落書き程度しか絵を描かない私にとって、ディスプレーを観ながら、ペンタブで描くという作業はやりづらくないのかと思っていたが、プロは普段からそういった使い方で作業しているようだ。
また、前述の原稿チェックの際には「真正面から確認する」というのが大事なのだという。「真正面と斜めからチェックするのでは、構図やさまざまな絵のサイズなどの印象が変わってくるんです。最終的には紙に印刷されるので、真正面からしっかりとチェックするというのは大切です。ノートパソコンでもしっかり真正面から確認できるので、それも問題ないですね」と話してくれた。
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