タワー型PCなら、将来の拡張性もバッチリ!
フルHDでゲームが楽しめるコスパ重視のゲーミングPC「GPC-03V165C」
気になるゲーミング性能をチェック!
設定の変更は必要だが、フルHDで多くのゲームがプレー可能
気になる3Dゲーミング性能を見ていこう。まずは定番ベンチマークとなる「3DMark」から、デフォルトのテストとなっている「Time Spy」の結果だ。
このテストはAPIにDirectX 12を使用し、解像度はWQHD(2560×1440ドット)となる重ためのもの。CPUは6コア/12スレッドのRyzen 5 4500だけに十分な性能となっていたが、GPU性能は低めで、スコアもそれほど高くはない。
このベンチマークは、実ゲームでどのくらいの性能が出るのかという目安として「Estimated game performance」という指標がある。試しにタイトルとして「Apex Legends」、画質設定に「1080p Ultra」を選んでみると、「70+ FPS」という評価となっていた。フルHD解像度なら70fps以上のフレームレートが期待できる……つまり、十分遊べる性能があるとわかるわけだ。
3DMarkにはこのTime Spy以外にも、DirectX 11世代の「Fire Strike」を含め、解像度違いのテストが用意されている。これらの結果をまとめておくので、どのくらいの性能があるのかの比較に利用して欲しい。
続いて、実ゲームのベンチマークテストを試してみよう。試したのは、FPSの「レインボーシックス シージ」。これのベンチマーク機能を使い、解像度を「1920×1080」ドット、画質をプリセットの「超高」として試してみた。
なお、画質はさらに上に「最高」という設定もあるのだが、この設定ではVRAMが4GBでは足りないため、ひとつ落として試している。
FPSでは一瞬の遅れが勝敗を分けるだけに、どれだけフレームレートが出るのかが重要となる。普通に遊ぶのであれば、最低60fpsというのがひとつの目安。「GPC-03V165C」なら最低フレームレートが149fpsとかなり高くなっているため、余裕で遊べる性能がある。
実際のプレーではベンチマークより1~2割ほど差し引いて考えたほうがいいが、それを考慮しても十分。画質をもう少し落としてやれば、多くのゲーミングモニターが対応している144fps表示も安定してくれるだろう。
軽量級MMORPGのベンチマークとして、「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」も試してみたので、こちらの結果も参考にしてほしい。解像度は「1920×1080」ドット、画質はプリセットの「最高品質」、モードはフルスクリーンで実行した。
結果はまずまずのもので、スコアは10216、評価は「快適」となっていた。レポート出力機能でもう少し詳しく結果を見てみると、平均フレームレートが約70.7fps、最低フレームレートが42fpsとなっていた。MMORPGではFPSほどフレームレートの要求は高くなく、30fpsあれば快適にプレーできるため、評価の「快適」は妥当な結果といえるだろう。
さすがに重量級MMORPGになると、1920×1080解像度の高画質設定で遊ぶのは難しくなってくる。ただし、こういったゲームでも画質設定を落としてやれば、1920×1080ドットで十分遊べるだけの性能が出せる実力はある。
例えば「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」を「高品質」で試すとスコアは3988と振るわないが、「軽量品質」であれば7343までアップ。評価も「快適」となり、十分遊べるレベルになる。
初期費用を抑えたい人、初めての1台を探している人に!
最新パーツを使った構成ではないとはいえ、フルHDでゲームを楽しめる性能を持ちながら、12万9800円に抑えているというコストパフォーマンスの高さが魅力。
ガッツリゲームを楽しむことが確実なら、高スペックで高価なモデルを購入するほうが満足度は高いだろう。しかし、軽くPCゲームが楽しめれば十分という人にとっては、「GPC-03V165C」はまさに探し求めていた1台だ。
将来CPUやビデオカード、メモリー、SSDなどをアップグレードしやすいタワー型PCということもあり、初期費用を抑えながら、長く使えるPCという面でも優れている。
メインはノートPCを使っているがゲーム用にデスクトップPCを探している、子供用にゲーミングPCを購入したい、という人なら、ぜひチェックして欲しい。きっと満足できるはずだ。
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