日本マイクロソフトは8月10日、公式ブログにてファミリーマートへのAIロボット「TX SCARA」の導入を紹介する記事を掲載した。
Telexistenceが展開するAIロボット「TX SCARA」がファミリーマート(主要都市圏で運営する全国300店舗)に導入された事例の紹介。作業負荷の大きいコンビニエンスストア店舗のバックヤードでの飲料補充業務を24時間行なうことが可能なソリューションで、日販の多い店舗では1日およそ1000本といわれている飲料陳列業務をロボットが人に代わるもの。自動制御で動作し、飲料陳列棚をスキャンして不足分を補充するほか、売上に応じて並べ替えも行なうという。店舗スタッフは売り場を離れることなく、接客業務など、より付加価値の高い業務に取り組むことができる。
このソリューションではAIや遠隔制御にマイクロソフトのクラウドプラットフォームMicrosoft Azureが活用されている。また、TelexistenceはMicrosoft Azureを活用したロボティクスサービスの開発やビジネスを支援することを目的に、小売業界向けクラウドロボティクスサービスの提供に向け日本マイクロソフトと協業しているほか、スタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択。クラウドロボティクスサービスの開発をAzure上で行なっているという。