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G-Master Spear Z690/D4 TUF Editionをレビュー

12700K&RTX 3060を搭載するPowered by ASUSゲーミングPCなら高画質プレイもイケる!?

2022年07月27日 10時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトライッペイ

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グラフィック性能は3DMarkとFF14ベンチで検証

 PCとして十分な性能があることは間違いないが、やはり気になるのはゲーミング性能。そこで、定番ベンチマークソフト「3DMark」でグラフィック性能をチェックしてみよう。

 まずはAPIにDirectX 12を使っている「Time Spy」から。テスト解像度は2560×1440ドット(WQHD)で行われ、比較的負荷が高めの検証になる。

3DMarkの結果

 Time Spyのスコアーは9484と期待通りで、CPUもGPUも動作クロックに乱れがない安定した動作だった。FPSタイトルなど軽めのゲームであれば、WQHDでも問題なく遊べるレベルだ。

 なお、3DMarkには解像度を4Kに上げた「Time Spy Extreme」、DirectX 11を使った「Fire Strike」、レイトレーシングテストとなる「Port Royal」といったテストも用意されている。こちらの結果をまとめておいたので、性能比較の参考にしてほしい。

3DMarkの結果まとめ

 ビデオカードがOC仕様の「TUF Gaming GeForce RTX 3060 V2 OC Edition」ということもあってか、スコアーは全体的に高めな印象だ。もう少し実際のゲームよりのベンチマークとして、「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」も試してみよう。

 人気の高いMMORPGのキャラクターやマップデータを使ったもので、大まかなゲーミング性能をつかむには便利なベンチマークソフトだ。今となっては比較的負荷が軽めのゲームになるため、負荷を高めるために解像度を「2560×1440」、画質プリセットを「最高品質」、表示をフルスクリーンにして試した。

「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」の結果

 スコアーは15490で、「非常に快適」という最高評価が得られた。WQHD解像度でも、最高画質で楽しめるだけの実力があることがわかる。レポート機能でもう少し細かく見てみると、平均フレームレートは約104.7fpsで、最低フレームレートは65fpsだった。MMORPGであれば、最低フレームレートが30fpsを超えていればまず問題なく楽しめるだけに、「非常に快適」という評価は納得だ。

 ちなみに、3840×2160ドットの4K解像度でも試してみたが、こちらのスコアーは7475で、評価は「やや快適」。最低フレームレートは32fpsと及第点をキープできたが、欲を言えばもう少し余裕がほしいところ。とはいえ、十分プレイアブルな性能ではある。

こだわりパーツで満足できるゲーミングPCを手に入れる!

 G-Master Spear Z690/D4 TUF Editionの魅力は、ASUSのゲーミング向けブランド「TUF Gaming」のPCパーツがふんだんに使われ、安定したゲーミング性能が期待できるところ。

 また、BTOメニューが豊富な点もうれしいポイント。メモリーやSSDの増量はもちろん、ビデオカードを強化してゲーミング性能をアップグレードしてもいいだろう。個人的には、内部の組み立ての美しさを楽しむためにも、サイドパネルは強化ガラスがオススメだ。

 ゲーミングPCは高価な買い物となるだけに、こだわりが大切だ。自分好みにカスタマイズし、満足いく1台を手に入れたい。

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