株式会社 アット東京
両社のハウジングラックや国産クラウドサービスが利用可能に
株式会社アット東京(本社:東京都江東区、代表取締役社長:中村 晃、以下「アット東京」)と、ソフトバンク株式会社の子会社でデータセンター・クラウド専業会社の株式会社IDCフロンティア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 勝久、以下「IDCフロンティア」)は、2022年9月に両社のデータセンターを相互接続することを発表します。
両社のデータセンターの相互接続により、アット東京を利用しているお客さまとIDCフロンティアを利用しているお客さま同士、または両社のデータセンターを利用しているお客さまの閉域によるセキュアな閉域ネットワーク接続が、短納期かつ低コストで実現可能になります。
アット東京のお客さまは、「ATBeX(※1) ServiceLink for IDCF」を介して、IDCフロンティアのハウジングサービスや、国産クラウドサービスである「IDCFクラウド」「IDCF プライベートクラウド」など、IDCフロンティアのデータセンターで提供される各サービスが利用できる他、両社のデータセンターのラック間接続が可能となります。
また、IDCフロンティアのお客さまは、閉域網接続サービス「バーチャルブリッジ(インターコネクト: ATBeX)」を利用することで、IDCフロンティアとアット東京のデータセンターをまたいだラック間接続や、アット東京のデータセンター内のサービス事業者への接続など、「ATBeX」で接続可能な各サービスへの柔軟なネットワーク接続が可能となります。
国内でも有数のデータセンター総床面積を誇り、2社の合算では国内トップ(※2)となるデータセンター事業者大手の両社が連携することで、今後も互いの強みを活かして協力しながら、お客さまのデジタルトランスフォーメーション推進のための課題解決に貢献できるよう、積極的な取り組みを進めてまいります。
【アット東京とIDCフロンティアの相互接続サービスイメージ】
【アット東京とIDCフロンティアの相互接続によるお客さまのメリット】
アット東京とIDCフロンティアのデータセンターの相互接続により、お客さまは次のようなメリットがあります。
■アット東京のお客さま
IDCフロンティアのデータセンターや高集積に対応する「高負荷ハウジングサービス」、また国産クラウドである「IDCFクラウド」や「IDCFプライベートクラウド」が利用でき、高性能IT機器の増設や、ピーク需要時でもクラウドリソースを増設することでオフロードが可能となります。
■IDCフロンティアのお客さま
アット東京のデータセンターの活用に加え、データセンターやクラウドサービスから「ATBeX」経由で容易にインターネットエクスチェンジ(IX)に接続できます。
■両社のお客さま
閉域ネットワークによる両社サービス間のセキュアな接続や、システムの拡大などによるデータセンターラックの拡張が容易に行える他、東京や大阪、九州、東北など、データセンターの拠点および事業者の冗長化により可用性が向上します。
IDCフロンティア 代表取締役社長、鈴木 勝久のコメントは次のとおりです。
「このたびのアット東京さまとのパートナーシップ実現を、心より嬉しく思っております。アット東京さまのデータセンターと当社のデータセンターやクラウドサービスが相互に接続することで、お客さまが求めるマルチインフラの多様なニーズにお応えできると考えております。今後もアット東京さまとの緊密な連携を通じて、コネクティビティが生み出す価値をお客さまにお届けしてまいります。」
アット東京 代表取締役社長、中村 晃のコメントは次のとおりです。
「このたびIDCフロンティアさまとのパートナーシップが実現し、大変喜ばしく思っております。IDCフロンティアさまの高性能で信頼性の高いサービスと当社のサービスが連携することで、お客さまのシステムの安全性・柔軟性に大きく貢献できるプラットフォームが実現できると考えております。今後もIDCフロンティアさまと協力し、お客さまのビジネスの価値創出をお手伝いいたします。」
*1 ATBeX(アットベックス/AT TOKYO Business eXchange)
アット東京のデータセンター間および提携データセンター間で複数のお客さまネットワーク間接続を提供するネットワークプラットフォームサービス。
*2 インプレス「クラウド&データセンター完全ガイド:データセンターなんでもランキングmonthly(2022年7月)」の総床面積調査による
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