メモリーはDDR5を採用、『Apex Legends』や『Forza Horizon 5』などさまざまなタイトルでチェック
計10タイトルで計測! 第12世代Core+RTX 3080のハイエンドゲーミングパソコン<Legion T770i>の実力をチェック
ゲームプレイ以外でも使える性能
ゲーミングパソコンと聞くと、ゲームに特化したマシンと思ってしまうかもしれないが、もちろん実際はそのほかの用途でその高い性能を発揮してくれる。とくにハイエンドなCPUやGPUを搭載したマシンであれば、動画のエンコードやCGのレンダリング速度の向上はもちろん、3Dモデリングソフトであれば操作時の快適さにも大きな影響が出る。
ではその一端として本機を用いて「CINEBENCH R23」と「PCMark 10」でのベンチマーク測定を行ないたいと思う。
まずは、CINEBENCH R23を計測。Multi Coreは18677pts、Single Coreは1827ptsといい結果が出た。現在発売されているインテルCoreシリーズの最上位クラスということで、当然の結果が出て一安心といったところだ。
続いてはウェブブラウジングや表計算などの普段使いだけでなく、動画や写真の編集などといったパソコン自体のパフォーマンスを測定できるPCMark 10を使ってテストしていく。
動画の作成や写真の編集といったゲーマーに関わりが多い部分のスコア「Digital Content Creation」は15000を超えており、かなり優秀だといっていいだろう。アプリケーションの起動やブラウジングのパフォーマンスを表す「Essentials」は9200以上、テキスト作成や表計算ソフトの動作は「Productivity」で9700を超えている。かなり上々だといって問題ない処理能力だ。
ハードコアゲーマーであれば、自分のプレイ動画を編集して動画配信サイトなどにアップしたいと考える人もいるだろう。その工程で、画像編集ソフトを使用してサムネイルを作ったり、動画自体を切り貼りしてエフェクトを追加したりといった作業をしなければならない。
しかし、上のベンチマークソフトでの計測結果を見てもらえれば分かるとおり、本機であれば難なくそういった作業をこなせる。これだけのスペックを誇るマシンなので、ゲームに加えてクリエイティブな作業をしたいという人にもオススメできる1台だ。
ハイエンドCPUやDDR5メモリーにも注目
ゲームはもちろん写真・動画編集にも使える万能マシン
<Legion T770i>は、Core i9-12900KとGeForce RTX 3080を搭載し、現行ではハイエンドな構成を採用している1台だ。今回はフルHDのみの計測となったが、WQHDや4Kでのゲームプレイも視野に入る性能といえるだろう。また、ゲーム用途以外でも十二分に求められたパフォーマンスを発揮してくれるので、ゲーマーはもちろん、写真・動画編集をこなしたい人向けのマシンとしてもオススメできる。
デスクトップパソコンの新調を考えていて、ハイエンドなマシンを探していたのであれば、<Legion T770i>はその有力候補だ。