ソラコム、LTE-Mを採用したオプテックスのIoT無線ユニット「マルチコンバーターOWU-300Mシリーズ」と「IoT無線ユニット マルチコンバーター スターターキット」を提供開始
ソラコムは6月28日より、通信規格に低電力消費が特徴のLTE-Mを採用したIoT無線ユニット「マルチコンバーターOWU-300Mシリーズ」とSORACOM IoT SIMがパッケージになった「IoT無線ユニット マルチコンバーター スターターキット」を提供開始する。
本デバイスは、オプテックスが提供するIoT無線ユニットシリーズとなる。同社のIoT無線ユニットシリーズは、既設のセンサーやスイッチを接続するだけでIoT化し、遠隔地からのセンサーデータや稼働状況のモニタリングを可能にするという。
今回、新たに開発したLTE-Mに対応した本デバイスによって、今までIoTを活用しにくかった、河川や山間部などの防災のためのセンシングや、農業や建設現場での状況の観測などをサポートできるとしている。
販売はデバイス通販サイト「SORACOM IoTストア」で行なわれる。IoT無線ユニット マルチコンバーター スターターキットの価格は10万7800円。
なお、ソラコムでは残量検知システムを開発するIoT DIYレシピ「IoTで、水槽の残量を可視化」を無料で公開。本レシピでは、貯水タンクに取り付けたフロートスイッチにより、タンクの残量を2段階で検知し、クラウド上のダッシュボードで残量監視・メール通知する仕組みを構築している。
電源不要・防水仕様というマルチコンバーターの特性を活かし、直接監視の難しい遠隔地・雨ざらしの屋外環境におけるタンクの残量検知など、さまざまなユースケースに応用可能だという。
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