SORACOM、衛星を利用したメッセージ送信機能をプラットフォームに統合。検証目的で利用できるように「Technology Preview」として提供開始

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 ソラコムは7月6日、IoTプラットフォームSORACOMで、衛星を利用したメッセージ送信機能をプラットフォームに統合したと発表。これにより、セルラーやLPWAと同様にデータ送受信に利用可能とする機能を実現し、検証目的で利用できるように「Technology Preview」として利用希望者の受付を開始する。

 新機能は、衛星を利用したメッセージングサービスを提供する事業者と提携し、対応するデバイスの管理や運用、送受信されるデータの保存・可視化・クラウド連携などをSORACOMプラットフォームに統合し、従来から提供してきたセルラーやSigfoxに加えて利用可能にするもの。

 これまでは、個別に複数の事業者の選定や契約が必要だった衛星通信をすぐに利用開始できる上、運用管理や課金を1つのプラットフォームに統合することができるとしている。

 また、SORACOMプラットフォームと一度統合すれば、複数の通信規格や衛星通信事業者のサービスを利用可能となることから、事業者毎に新たに開発することなく、ユーザーのシステムを衛星通信に対応させることができるという。

 なお、本サービスは、複数の衛星プロバイダーをサポートする。現時点での対応プロバイダーは、Astrocast とSwarm Technologiesの2社で、対応エリアおよび通信モジュールなどの詳細は、各プロバイダーのウェブサイトを確認とのこと。

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