今週に入ってから、アキバのモバイルショップでは特定条件を満たす安価なiPhone/Androidスマートフォンの問い合わせが急増しているという。これはジャニーズから公式のチケット表示アプリ「Johnny’s Ticket」がリリースされた影響。これまでモバイルにあまり興味がなかった層を含めて、対応端末を求めるファンが多く店頭に足を運んでいる。
Johnny’s Ticketはジャニーズのコンサート・イベントにおいて、チケット受け取り・入場確認に必要となる公式アプリ。導入されたのは主にチケットの転売防止が目的で、チケット申し込みおよび会場への入場確認には、アプリでファンクラブ会員番号を連携させた(電話番号をもつ)スマートフォンが必要とされる。
推奨として挙げられているのは、iOS 13(iPhone 8以降)以上またはAndroid 10以上を搭載するスマートフォン。現時点では7月23日に開催される「Summer Paradise 2022(サマパラ2022)」がチケットアプリの対象になっており、購入を検討しているようだ。
中古品・新品のスマートフォンを販売するイオシス アキバ中央通店やイオシス アキバ路地オモテ店によると、特に売れているのは(対応条件がシンプルな)中古のiPhone 8。さらに価格面で有利な、Android 10にアップデート可能なAndroidスマートフォンも注目度が高く、こちらは1万円以下から探すことができるようだ。
あまりスマートフォンに詳しくない人であれば、先ほどのiPhone 8のような端末か、初期状態からAndroid 10以降を搭載している安価モデルがオススメとのこと。ショップによればシャープ「AQUOS wish A104SH」(1万5800円)やシャオミ「Redmi Note10 JE XIG02」(1万3800円)あたりが狙い目という。店頭では様々な選択肢から対応端末を紹介してくれるため、不明点などがあればスタッフに相談してみよう。