i9-12900HK、RTX 3080 Ti、17.3インチ、4K、120Hz、DDR5足りないものはなし!
64万円!? 究極の名がふさわしい最上位に位置するアルティメットゲーミングノートPC、MSI「Raider GE76 12U」シリーズの実力をレビュー
そしてスペックで肝心なディスプレイパネル。17.3型の大きな画面。4Kの高解像度。そして120Hzの高リフレッシュレート。ゲーミングノートPCとして妥協のないスペックだ。
デザインでも至高。インターフェースも全部入り
Raider GE76 12Uシリーズのサイズは397×284×25.9(W×D×H)mm。17.3型ボディなのでモバイルの13.3型クラスや据え置きのメインストリームである15.6型と比べて幅は広い。とはいえゲーミングノートPCにおいて幅はゆとり、広い画面と言い換えられる。注目は厚みだ。25.9cmというスペックは突起を含まないものだが、先に紹介した発熱量も大きいハイエンドパーツを搭載してこの厚みに抑えられているのは特筆すべき点だろう。机の上に置けば、17.3型の横幅も相まってかなりスタイリッシュに映る。
ディスプレイベゼルは当然、狭額縁仕様で画面占有率が高い。視野角も広く、DCI-P3相当の広色域も特徴としている。
ハイエンドゲーミングノートPCと言うからにはLEDイルミネーションを備えているのだが、本製品ではキーボードおよびパームレストの先端だ。先端部分はスモークのアクリル内部にLEDを搭載しているようで、電源オフ時はそこにLEDがあるとは気づかないピアノブラックのような見た目になる。
キーボードは10キー付きの日本語配列。同社のハイエンドゲーミングノートPCの定番「SteelSeries Per-Key RGB」を採用している。ノートPC向けのゲーミングキーボードで、各キー個別制御のLEDイルミネーションだけでなく、全体的にはスリムに仕上げつつも打鍵感を高めているのがポイントだ。
側面はほぼフラット。本体にわずかなチルト角を付けているのはゴム脚のようだ。そしてここでもハイエンドスペックが特徴となる。まずThunderbolt 4(Type-C)対応。そしてDisplayPort Alt-Mode対応のUSB 3.2 Gen2 Type-Cのほか映像出力としてHDMIおよびMini DisplayPortも備えている。ネットワークは有線が2.5GbE、無線がWi-Fi 6(Bluetooth 5.2にも対応)。ともにKillerを採用している。
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