日鉄ソリューションズ(以下、NSSOL)が世界最高峰の競技プログラミングサイト AtCoderで6月25日(土)21時より、日鉄ソリューションズプログラミングコンテスト2022を実施する。
NSSOLは、製鉄における高度なIT技術適用力を強みとし、現在では製鉄以外の幅広い業界における日本を代表する大手企業向けのシステム開発が売上の8割を占めている。また、各分野、業界でDXが必要となる昨今、NSSOLは「ファーストDXパートナー」の経営ビジョンを掲げ、またDXが進む中で、業界の垣根を越えたクロスインダストリーに対応するために、2020年にDXIC(DXイノベーションセンター)を設立し、デジタルビジネス向けに迅速な開発を小規模体制で行うアジャイル開発も行っていく事業モデルへと変革している。そんなNSSOLが今回、Atcoderでコンテストを実施する目的は、そういった変化していく新しい取り組みに興味関心を持ち、実装力が高い人材を募集するためである。
今回NSSOLがAtCoderの参加者を募集する理由として、以下の 3 つをコンテスト告知ページでも記載している。
1、論理的に複雑な問題を正確に解く力が備わっているためです。実際の現場ビジネスでも、要件や他システムとの連携が複雑であり、条件分岐、例外処理が発生することが多々有ります。そういった問題を考え抜く力が有ることは現場ビジネスでも活かすことが可能です。
2、アルゴリズムや計算量の知見を持っているためです。現場ビジネスでは非常に多くのデータを扱うことが有ります。こういったデータを取得したいから、データをこのように保持する、といったことを考える際に、アルゴリズムや計算量などの知見が役立ちます。また実務の場合は、競技プログラミングと違って要件=問題をお客様と一緒に自身で考えることになります。そのため解答が出来る問題に落とし込んでいく能力が求められます。競技プログラミングでは、問題に解答をする中で、解答可能な問いを立てる力も鍛えられると捉えております。
3、速く、且つ正確にコーディングを出来るためです。速いだけでも正確なだけでも無く、その両立をさせる実力を持っていることは増々重要性が高まっております。競技プログラミングで培った能力は、そのまま現場ビジネスで活きると捉えております。
AtCoderの参加者はもちろん、まだ登録をしていない人も下記ページから詳細を確認して、是非、今回のプログラミングコンテストに参加してみよう。
日鉄ソリューションズプログラミングコンテスト2022(AtCoder Beginner Contest 257)
また、6月21日(火)20時~配信される、AtCoder公式生放送「あーだこーだー」内でも NISSOLの社員とAtCoder代表高橋直大氏がこのコンテストの紹介もするので、そちらも気になる人は、要チェックだ。(https://youtu.be/nVBA2sKBpbA)