超薄型化のM2搭載MacBook AirにiOS 16登場! 「WWDC22」特集 第20回
iOS 16の12の新要素・新機能を総ざらい ロック画面の大幅変化に子供向けの管理機能も
2022年06月12日 12時00分更新
【iOS 16の新要素 その9】
スマート家電の標準規格「Matter」に対応 アプリも刷新
Amazon、Googleなどとともに参画しているスマートホームの標準規格「Matter」に対応。Matter対応の各種機器は年内にも登場予定で、iOS 16からはHomeKit対応製品とともにシームレスに操作できる。
また、これらを操作するための「ホーム」アプリもデザインを再設計。操作したい機器にワンタップでアクセスできるほか、新たなカテゴリーも追加されている。
【iOS 16の新要素 その10】
「マップ」アプリでは経由地を含む経路を15まで保存可能
SuicaやPASMOの残高確認やチャージがマップアプリから可能に
アップル純正の「マップ」アプリでは、経由地を加えた複数の経路検索が可能に。Macとの連携も可能なので、ドライブ旅行の予定をMac上で組んでiPhoneに同期、その経路を確認することなどができる。
またマップアプリ上で鉄道での経路検索をした際、そこからSuicaやPASMOの残高をチェックしたり、チャージするなど、マップアプリから離れずに操作が完結する。
【iOS 16の新要素 その11】
Apple Payが進化し、分割後払いがウォレットアプリで完結
ホテルや自動車のカギにも ただし日本は関係ない?
基調講演で時間が割かれつつも、日本ではあまり関係無さそうな話だったのが「Apple Pay」に関する部分。まず、米国での買い物時に「分割後払い」がApple Payで完結するように。日本でもECサイトやフリマアプリで対応している分割後払いだが、米国ではApple Payでの決済をサポートしたショップであれば、利用可能になる形だ。
また、iOS 15で対応したiPhoneがホテルや自動車のカギになる機能についてもあらためて基調講演内でアピール。知人に時間や場所を指定してカギを貸したり、事業者にとってもユーザー体験の向上につながることが紹介された。
【iOS 16の新要素 その12】
CarPlayが大幅進化 自動車のスマートディスプレイ化時代に対応
ホンダや日産も参画か
最後はCarPlayの進化。対応車種の登場は来年後半とのことで少し先の話題となる。
従来のCarPlayは、基本的にはナビやオーディオの操作といったカーアクセサリーの領域に留まっていたが、速度やシフト、自動運転のモード、エアコンなど、自動車に関する情報全般を大きなスマートディスプレー上に表示する時代への移行にともない、自動車メーカーとの連携で、統一感のある表示や操作性を実現する。基調講演では提携予定のメーカーとして、メルセデスやフォード、ポルシェなどとともにホンダと日産のロゴも見られた。
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