XR機能や魅力的なハードウェアに期待!
VR/AR/MRのコンテンツ制作から配信までを、ウェブブラウザーのみで可能とするクラウドサービス「STYLY」を手がけるPsychic VR Lab。制作・配信する作り手向けの機能だけではなく、見て楽しむユーザー向けのプラットフォームも展開するなど、「STYLY」は世界でも類を見ないサービスだ。
「STYLY」に登録しているアーティスト数およそ4万5000のうち7割は海外と、日本発のデベロッパーでありながら海外での人気が高く、教育機関の授業でも利用されているという。
国内はもとより海外でも支持率が高い理由に、「使いやすさ」があげられるだろう。「知ってる人は使いやすいけど、知らない人は使いにくい」と避けるため、サービスのUI/UXは「とにかくシンプルにしていく」ことを創業当時から実践しているという。
また、Psychic VR Labとしても「総合芸術としてのxRを学ぶ」新しい表現の学校「NEWVIEW SCHOOL」、世界15ヵ国から応募があったというXRコンテンツのアワード「NEWVIEW AWARDS」などを運営するなど、作り手の育成や活性化などXR人口を増やすために力を注いでいる。
2022年後半をめどに、誰でも簡単に都市をAR/MRで表現できるようにと、日本6都市に対応したテンプレートデータを「STYLY」の追加機能として現在制作中だ。人流・交通データとも連携するという。
開催目前に迫ったWWDC22についてPsychic VR LabのCMO 渡邊遼平氏は「XR機能や魅力的なハードウェア」、同社PMの野村 烈氏は「ドキドキするハードウェアとSTYLYを通して利用できるような機能」などを期待していると話した。
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