秋葉原UDX向かい、アキバ田代通り沿いで長く営業してきたモバイルアクセサリーの専門店「イケショップ」が6月26日(日)をもって閉店することが決まった。
かつてMacintosh関連やPDAの販売などで知られ、モバイルの聖地として親しまれた「イケショップ」の名前が復活を果たしたのは2010年4月まで遡る。それ以降、中央通りへの移転などを経て現在地に落ち着き、延べ12年以上に渡って営業を続けてきた。
ひと目で見渡せる店内には、ユニークなケーブルや充電器、モバイルバッテリーなどのモバイルアクセサリーがたくさん。さらに豊富なGoProアクセサリーなども扱っており、モバイル端末やガジェットの愛好家であれば、一度は通ったことがあったはずだ。
ちなみに同店関係者によれば、閉店の理由は店舗ビルの契約満了と建て替えによるものだとか。並行して移転先も探していたとのことながら、「条件が合う場所が見つからなかった」ことで、やむなく閉店という運びになった。
同店はコロナ禍における店舗営業への影響も大きかったようで、「今後条件に合う物件が見つかれば検討するかもしれないが、現時点では新店舗をオープンさせる予定はない」という。ただし通販ショップはこれまで通り営業を継続していくため、引き続き直販サイトにて同店取り扱いのモバイルアクセサリーを購入することは可能だ。
また、同店では閉店日の6月26日(日)まで表示価格から30~50%オフの閉店セールを実施中。「50%オフの品には半額シールを貼っており、それ以外は30%オフで販売している」という、大盤振る舞いのセールだ。6月入荷の新製品はセールの対象外になるが、同店のファンやガジェットマニアはぜひ期間中に足を運んでみよう。