Pegasystemsは6月2日、東日本電信電話(以下:NTT東日本)の業務フロー全体の自動化を実現するプラットフォームに「Pega Platform」が採用されたと発表した。
NTT東日本は、「DX推進ワーキング」グループを立ち上げ、様々な業務変革に取り組む中、グループ会社のNTT-ATが開発したRPA「WinActor」を導入し、顧客接点での自動化を実現していた。
そこからプロジェクトを発展させ、受注から各担当部門への手配にいたる業務フロー全体を自動化するシステムの実現を目指していたが、ローコードでスピーディーな開発に対応し、開発期間を大幅に短縮できること、実装後も新しい機能を柔軟に追加できることを評価し、Pega Platformの採用を決定。
またPega Platformでは、優れたUI/UXによって直感的でユーザーフレンドリーな操作画面をデザインできること、API連携によって社内のさまざまなシステムをつなぎ、業務フローをエンド・トゥ・エンドで自動化できることなど、さまざまなメリットを提供できるという。
さらに、Pega Platformで開発したアプリには共通部品が多く、部品構成がほぼ同じなら設定値を変えるだけで別の業務への応用が可能なため、NTT東日本は、1つのアプリをベースにおよそ50に上るバックヤード業務のほぼすべてを自動化したほか、業務間の連携をわずか3ヵ月で完了させたとしている。