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業界初!使用済みIT機器すべてのデータ消去のエビデンスを自動生成&10年間保管 新システム「Secure Trace」運用開始のお知らせ

株式会社パシフィックネット
2022年06月01日

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株式会社パシフィックネット
株式会社パシフィックネット(本社:東京都港区、代表取締役社長:上田 満弘、以下 当社)は、お客様から回収した使用済みIT機器において、業界初(※1)となる全台数のデータ消去のエビデンス(※2)を自動生成し、10年間保管可能な新システム「Secure Trace」(以下 本システム)を開発しました。本システムは、6月1日より運用を開始いたします。 (※1)2022年6月1日時点 当社調べ (※2)機器の明細(シリアル番号、機器固有の情報)とデータ消去のログ(記録)情報を自動的に紐づけた機器ごとの詳細データ


1.背景・目的
 昨今のデータ漏えいに対する企業・官公庁の危機意識の高まりを背景に、当社では独自のセキュリティポリシーに基づき、確実なデータ消去作業の実施、自社テクニカルセンター設備のセキュリティ強化と作業に携わる従業員の教育に徹底して取り組んでまいりました。
 一方で、お客様から回収した使用済みIT機器は、メーカー・機種が多岐にわたり、機器の状態(一部故障など)も様々であること、かつ扱う台数は年間数十万台と極めて多いため、データ消去や機器の情報をシステムに登録し、デジタル管理を行うことが大変困難という特徴がありました。
 当社では今まで、お客様からデータ消去証明書(※3)の発行依頼がある機器は完全なシステム管理を行っていましたが、証明書の発行をしない大部分の機器は、人員によるWチェックを徹底的に行うことで、手間をかけてデータ消去の完全性をアナログで確保してまいりました。
 今回開発した本システムは、データ消去証明書発行の有無にかかわらず、お客様から回収した使用済みIT機器のデータ消去情報をすべてデジタルで現物と紐づける画期的なシステムです。

(※3)ご要望のあったお客様へデータ消去の作業ログ(記録)を証明書形式で発行するサービス

■新システム「Secure Trace」の特徴
1.お客様から回収した使用済みIT機器全台において、機器の明細(シリアル番号等、機器固有の情報)とデータ消去のログ情報を自動的に紐づけ
2.データ消去のエビデンスを自動生成し、そのデータを専用サーバーに10年間保管可能

 本システムにより、正確でスピーディーな作業と更に強固なセキュリティを実現できることとなりました。これによりお客様のセキュリティ支援の強化と更なる安心の提供を図ってまいります。

2.本システムの概要
 消去チェックと履歴管理を全台数にわたってデジタル化することで、正確性・迅速性が向上し、かつ更なるセキュリティ強化を図ることが可能となりました。


                  (※4)データ消去ソフト「blancco」のログ情報


■「Secure Trace」に関するお問合せ先
株式会社パシフィクネット
ITAD推進部 担当 関、石井
TEL:03-5764-1442
Mail: asset.support@prins.co.jp

                                                 以上

【株式会社パシフィックネットについて】
当社は、『企業のIT支援を通し、「人々」「社会」を幸せにしたい』という経営理念のもと、
各企業の多様なIT環境や要望に応じて、柔軟なカスタマイズを強みとした独自のサービスでDXを支援しています。IT機器のライフサイクルに沿った各種サービスの他、企業の様々な業務課題に対して、一緒に向き合い、寄り添った最適解を提供いたします。

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