クアルコムは、次世代プレミアムAndroid端末向けのプラットフォームとして、「Snapdragon 8+ Gen 1」「Snapdragon 7 Gen 1」を発表した。前者は2022年第3四半期、後者は第2四半期に搭載製品が登場予定。
Snapdragon 8+ Gen 1は、現行ハイエンドのSnapdragon 8 Gen 1と同様に4nmプロセスで製造され、パフォーマンスコアの動作クロックが最大3.2GHzとなるほか(8 Gen 1は3GHz)、GPUもクロックを10%向上する。
ニュースリリースによると、ASUS(ROG)、Black Shark、HONOR、iQOO、レノボ、モトローラ、Nubia、OnePlus、OPPO、OSOM、realme、RedMagic、Redmi、vivo、シャオミ、ZTEといったメーカー/ブランドで採用されるとしている。
一方のSnapdragon 7 Gen 1も4nmプロセスで製造。CPUは最大2.4GHzで、GPUはSnapdragon 778Gとの比較で20%以上高速なレンダリング性能を持つとする。ネットワーク面でも5Gでサブ6とミリ波の両方をサポートし、下り最大速度は4.4Gbps。3つのカメラで同時に25メガの撮影(1つのカメラでは最大200メガ)が可能なほか、フルHD+解像度での144Hzリフレッシュレートなどにも対応している。