東京タワーにGO
ゴールデンウィークもまあまあ普通に仕事だったんですけど、ちょっとだけ時間に余裕ができたので近場観光をしてきました。
行き先は東京タワー。お目当ては「台湾祭」というイベントです。
夜市をイメージした屋台が並び、台南普濟殿から届いたカラフルなランタンで彩られたスペースがあったりして、こんなのを見ちゃうと台湾に行きたくなってしまいます。何年か前に一度行ったことがあるだけなので、またいつか行ってみたいです。
せっかくなのでタワーにも登ります
この台湾祭、入場チケットは事前購入が可能で、数量限定の特別特典プランには台湾パイナップルが付いてくるし、通常プランでもビーフンのカップ麺1個と烏龍茶2本付きでした。なんと太っ腹。
台湾パイナップルは食べたことがあるけどカップ麺とお茶は未経験なので、ここは通常プランをセレクト。タワーの地上150mにあるメインデッキチケットとのセットもあり、どうせ行くなら登りたいよねということでそちらを購入しました。
開業60周年でリニューアルされていました
東京に住んでるのに東京のことを全然知らないワタシ。東京タワーも小学1年生の時に展望台に行ったのは覚えてるけど、そのあと行ったことがあったっけなー? という程度です。
メインデッキは、記憶の中では固いゴムのような床で窓ガラスの前に柵があり、お金を入れると見える双眼鏡があるって感じだったんですけど、行ってみるとカーペット敷きだし柵も双眼鏡もありませんでした。
2019年にリニューアルされたんですね。2018年が開業60周年で、それを機に大規模改修が実施されたんだそうです。全然知りませんでした。
双眼鏡にいたっては14年も前の2008年に撤去されてハンディタイプのレンタルに変更になったそうですし、タワー下にある東京タワービルはさらに3年遡った2005年に改修工事を終えて東京タワーフットタウンに変わったとのこと。
……と書いていたら、思い出したことが。東京タワービル時代にここで開催されていたミリタリーイベントに車両展示の手伝いで行ったことがあったんでした。すっかり忘れてました。それが小1の時に行って以来の唯一だったかもしれません。
チケット売り場やエレベーターはけっこう混んでいて、どちらも数十人の列ができていました。4月20にRED° TOKYO TOWERというeスポーツをメインに据えた施設がオープンしたばかりで、そちらに行く人がかなり多かったみたいです。お詫びと対応のアナウンスが出ているほどなので、相当な混雑っぷりだったんだと思います。
スカイツリーができたら無くなるのかなと思ってたあの東京タワーが、まさかこんなことになっていようとは。蝋人形館や水族館もなくなっていて、隔世の感があります。
おみやげを買います
小学1年生の時に行った際は、記念メダル発売機で名前と日付を刻印できる記念メダルを買い、土産店で戦艦大和のプラモデルを買ってもらいました。帰宅して夢中になって作っていたら、興奮したのか集中しすぎたのか、鼻血がポタポタと垂れて説明書が読めなくなった覚えがあります。
今回のおみやげは、まず台湾祭でもらったカップ麺とお茶。それから会場の売店で買った台湾のお菓子と飲み物。そしてメインデッキのオフィシャルショップ「THE SKY」ではこんな物も買いました。都市のトレーディングフィギュア「ジオクレイパー」の東京タワーです。
高さ333mの東京タワーを1/2500サイズで再現した「ランドマークユニット 東京タワー」です。ジオクレイパーは前からずーっと気になっていたんですけど、ついに購入してしまいました。これをきっかけに次々と買ってしまいそうで怖いです。
2020年限定パッケージです
以前、東京のビル街をイメージした「東京シーナリー」というシリーズがあり、東京タワーはそのラインアップのひとつでした。この「ランドマークユニット 東京タワー」は、2018年が東京タワーの開業60周年ということで、あらためて単体で発売されたもの。元になったモデルと模型自体は同じですが、彩色が追加されたそうです。
その時はパッケージの上面に60周年のロゴが入っていて特製リーフレットが付属していましたが、ワタシが買ったのはその後継モデルとなる2020年限定バージョンで、すこし変更されています。
パッケージの上面にあった60周年ロゴが桜をモチーフにした2020年限定ロゴに変えられています。東京オリンピックが2020年開催の予定でしたから、それに合わせたんじゃないかと思います。
パッケージにはデッキの高さが書かれています
パッケージはビーカーがモチーフとのことで、目盛りのようなラインが確かにそれっぽさを感じさせます。このラインはただの飾りではなく、タワーの説明にもなっていました。
3本あるラインは下から0m-20m、150m、250mと書かれていて、それぞれフットタウン、メインデッキ、トップデッキの高さを示しています。
東京スカイツリーの展望デッキは東京タワーの高さを超える地上350m、展望回廊は450mもの高さにあるし、虎ノ門ヒルズは高さ250m超、150m以上あるビルはいくつもあるので今となっては低く感じてしまいますね。昔は高いなー! と思ったんだけどなぁ。
ちなみにメインデッキ、トップデッキという名称になったのは2018年と、わりと最近のことで、それまでは大展望台、特別展望台という呼び名でした。トップデッキの部分はもともとアンテナ整備用の作業台だったらしいですけど、1967年に一般公開されるようになったそうです。
東京おみやげ認定品です
Tokyo Tokyoと書かれた丸いシールは東京都の「東京おみやげ」の認定品の証です。
筆文字とゴシック体のTokyoの文字が、江戸時代からの伝統と現代の最先端の文化を表現しているのだとか。ジオクレイパーでは「東京タワー」のほか、「江戸城」と「東京駅丸の内庁舎」も「東京おみやげ」となっています。
ちいさいけどめちゃくちゃリアル
タワーの模型は精密そのもの。1/2500ということで高さはおよそ13cm。ジオクレイパーは台座を連結して都市を作っていくので、東京タワーにも標準の6cm角の台座が付いています。
その台座もただのプレートではなく、駐車場にはちゃんとラインが引かれていて止まれの文字も印刷されているし、正面入口部分は実際と同様に掘り下げられています。そして目を引くのはなんと言ってもタワー部分のトラス構造。こういうのって鉄骨と鉄骨の間の三角部分が塞がれていたりしがちですけど、しっかり抜けています。
こうして見ると東京タワーってかわいくないですか? 一生懸命立ってる感じがするし、この無骨さが愛おしいというか。若い子たちは圧倒的にスカイツリー派が多く、おじさんになるにつれて東京タワー派が増えるそうなので、まさにおじさんである証拠って気もしますけれども。
台座の裏には連結パーツが1個はめ込まれています。ジオクレイパーの色々なユニットをただ並べるとガシャガシャっとなってしまうので、これを使って固定します。
ライトアップしたくなります
60周年記念パッケージに入っていたリーフレットは付いていなくて、代わりにコースターが付いていました。
コースターにはライトアップされた東京タワーの写真と2020のロゴが入れられています。
東京タワーのライトアップは180個のライトを使用した定番の「ランドマークライト」と、17段268台のLEDライトを使ったカラフルで動きのある「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」の2種類があります。
コースターのライトアップはランドマークライトの方。高圧ナトリウムランプにより、温かみを感じさせるオレンジ色に光っています。7月7日の七夕の夜から9月の間は“夏バージョン”になり、HIDランプのひとつであるメタルハイドランプを使った白っぽく涼しげな照明に変わるそうです。
昼間のタワーもいいですけど、ライトアップされた姿は幻想的で、また別の魅力を感じますよね。LEDを仕込んでライトアップしたくなっちゃうなぁ。
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