本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「Power Automateの式で日本の時刻を取得する方法」を再編集したものです。
最近使う機会があったのですが、色々あってややこしかったので自分でもまとめてみようと思います。
1. 無から実行時の日本時刻を取得する
convertTimeZone(utcNow(), 'UTC', 'Tokyo Standard Time')
式の所に上記を書けばOKです。
変数に入れたり必要な所に直接書いたりお好みでどうぞ。
2. Excelの日付から日本時刻を取得する
addSeconds('1899-12-30T00:00:00Z', int(string(mul(float(<Excelから取得した日付>), 86400.0))))
※<Excelから取得した日付>の例
items('Apply_to_each')?['列1']
以前の記事でも書きましたが、Excel内部では基準時からの経過日数を保存しています。
時間や秒数は小数点以下に格納されているので、一日の秒数(24×60×60)をかけることで秒数のけたに合わせたうえで足すことで表現しています。
日時アクションをつかっても表現できますが、上記のように関数で書く方が楽なこともあると思います。
まとめ
今回は完全に便利記事でしたがいかがだったでしょうか。
本記事が少しでも困っている人の手助けになれば幸いです。
佐藤 晴輝/FIXER
フロントからバック、ネットワークまである程度触れるガジェットオタクです。
好きな言語は C# で IoT と画像処理が得意です。