横浜に残る戦争遺跡を3D CGで見よう! 横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センター、戸塚区舞岡熊之堂の照空隊陣地の紹介動画を公開

文●横浜LOVEWalker

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 横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センターは戸塚区舞岡熊之堂の照空隊陣地の紹介動画を公開した。

 舞岡熊之堂遺跡は、横浜市戸塚区舞岡町と吉田町にまたがる標高およそ55~60mの丘陵上に立地する遺跡。平成29年~令和2年にわたり発掘調査を行なった結果、縄文時代中~後期の集落跡や、弥生時代後期の環濠集落、中~近世の道跡などが発見されたが、最も特徴的な成果として太平洋戦争末期の照空隊陣地跡が良好な状態で見つかった。

空から見た舞岡熊之堂遺跡と戸塚の街並み(2018年、北東から)

照空灯を設置していた「掩体(えんたい)」跡で照空灯がどのように設置され動いていたかを再現

動画では中隊本部跡を実際に歩いているような感覚で通信室や囲郭施設(いかくしせつ)など部屋を紹介

格納庫の物資や照空灯が水に濡れないように作られた排水桝(はいすいます)からは殺虫剤のガラス瓶が出土

 今回公開した動画は、この照空隊陣地跡に主に焦点をあて、戦争遺跡としての舞岡熊之堂遺跡を紹介するもの。

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