ゲーミングパソコンブランド「G-Tune」のエントリーからハイエンドまでオススメモデルをチェック
今こそ話題のPCゲームを始めよう! 予算や用途にあわせたオススメ国産ゲーミングPC5選
最近、人気ゲームの世界大会が連日テレビで取り上げられたり、ストリーマーの放送でさまざまなタイトルの放送が盛り上がったりと、ますますPCゲームに注目が集まっている。今までコンシューマー機でプレイしてきたが、こういった放送を観て自分もPCゲームを遊んでみたいという人も少なくないのではないだろうか。
ただ、そこで第1のハードルになるのが、どんなゲーミングパソコンを買えばいいかということだ。ゲーミングパソコンのスペックは多種多様で、自分で組むにはちょっと知識がない。そんな人にオススメなのが、BTO(Build To Order)パソコンを購入することだ。
BTOパソコンは、あらかじめ標準の構成が用意されており、そこから購入時にメモリーやストレージといったPCパーツをはじめ、周辺機器や保証などを自分の用途にあわせてカスタマイズして注文できる。自作パソコンだと最初から最後まで自分で組まないといけないが、BTOパソコンの場合は注文時に選択しておくだけでメーカーが完成した状態で届けてくれるので、自作はちょっと……という人や、自作できるけど面倒……という人にも最適。もちろん、カスタマイズせずに標準スペックで注文するのもありだ。
とはいえ、前述のとおりPCゲームを快適にプレイするためにどれくらいのスペックが必要かよくわからないという人もいるだろう。そこで今回は、マウスコンピューターのゲーミングパソコンブランド「G-Tune」の中から、用途にあわせてスペックが異なるデスクトップパソコン3機種と、ノートパソコン2機種を紹介したい。
そもそもマウスコンピューターとは? という人もいるかもしれないので紹介しておくと、同社は日本のBTOパソコンメーカーだ。長野県飯山市にある飯山工場を中心に国内3拠点で生産・出荷されているほか、24時間365日のLINEや電話などでのサポートを実施しており、困ったことがあれば気軽に相談できる。また、72時間以内の修理を目指しており、購入後のサポート体制も魅力のBTOパソコンメーカーだ。
価格を抑えてPCゲームが遊べるマシンがほしい人に最適
比較的コンパクトでデスク上にも設置しやすいサイズ
ではさっそく、オススメのゲーミングパソコンを紹介していこう。まずは、なるべく価格を抑えてPCゲームがプレイしたい人に最適なエントリー向けゲーミングデスクトップパソコン「G-Tune PL-B(プレミアムモデル)」だ。
用途としては、フルHDで軽めのタイトルを超快適にプレイしたい、最高設定ではなくてもいいから最新ゲームもある程度はプレイしたい人向けとなる。例えば、「マインクラフト」を快適にプレイしたい、「VALORANT」を高フレームレートで遊びたいといった用途であれば、本機でも十分なスペックを持っているが、「Apex Legends」を144Hz張り付きで遊びたい、「ELDEN RING」を設定気にせず遊びたいといった用途だと、少し力不足となる。もちろん、フレームレートは気にしない、設定は落としてもいいという場合であれば、Apex LegendsやELDEN RINGも遊べなくはない。
主なスペックは、Core i5-12400、GeForce GTX 1650、16GB(8GB×2)メモリー、512GB M.2 SSD(NVMe対応)という構成だ。サイズがおよそ幅178×奥行395×高さ285mmと比較的コンパクトなので、PCデスク上にも設置しやすい。天面には取っ手が付いているので、デスクを掃除したいときに便利だ。また、デスクトップパソコンながら有線LANだけでなく無線LANもWi-Fi 6(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)が利用できるのも特長。対応ルーターを用意すれば、無線でも安定したネットワーク通信が可能だ。
なお、遊びたいゲームが限られているのであれば大丈夫だが、もし複数タイトルを削除せずにストレージ上に残しておきたい、ゲームだけでなく仕事のメインマシンとしても使いたいという場合は、BTOカスタマイズでストレージを強化するのもありだ。G-Tune PL-Bは、SSDは最大2TBまで強化可能なほか、セカンドストレージとしてHDDを最大8TBまで追加できる。
加えて、ゲームプレイや普段作業くらいの用途であれば標準の16GBメモリーで十分だが、写真・動画編集も快適にこなしたいというのであれば、メモリーを32GB(16GB×2)にしておくといいかもしれない。
価格は14万9800円からと、ゲーミングパソコンとしてはリーズナブル。なるべく価格を抑えてゲーミングパソコンを購入したい人や、自分の仕事用に加え、子供が「マインクラフト」や「フォートナイト」を遊ぶ際にも使えるパソコンがほしいという人は、G-Tune PL-B(プレミアムモデル)を検討してみてはいかがだろうか。
G-Tune PL-B(プレミアムモデル)の主なスペック | |
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CPU | Core i5-12400(2.5GHz~最大4.4GHz)、6コア/12スレッド |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 |
メモリー | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 512GB M.2 SSD(NVMe対応) |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0 |
インターフェース(前面) | USB 3.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力 |
インターフェース(背面) | USB 3.2(Type-C)、USB3.0×2、USB 2.0×2、DisplayPort、HDMI出力、DVI-D、有線LAN端子、マイク入力、ラインイン、ラインアウト |
電源 | 500W(80PLUS BRONZE) |
サイズ | およそ幅178×奥行395×高さ285mm(本体) |
OS | Windows 11 Home(64bit) |
価格 | 14万9800円 |
最新第12世代CoreプロセッサーとRTX 3060 Tiを搭載
FPSを高フレームレートで遊びたい人にもピッタリ!
続いて、ゲーミングデスクトップパソコンで最新タイトルもなるべく高い設定のまましっかり遊びたい、FPSタイトルもできるだけ高フレームレートでプレイしたいという人にオススメしたいのが、「G-Tune EN-Z-3060Ti(プレミアムモデル)」だ。
G-Tune EN-Z-3060Ti(プレミアムモデル)の主なスペックは、Core i7-12700KF、GeForce RTX 3060 Ti、16GBメモリー、512GB M.2 SSD(NVMe対応)、2TB HDDという構成。最新の第12世代Coreプロセッサーに、RTX 3060 Tiを採用しているため、前述のApex Legendsやフォートナイト、今後期待の「オーバーウォッチ2」なども高フレームレートでプレイできるのが最大の特徴だ。
サイズはおよそ幅210×奥行521×高さ426mm(本体)と、G-Tune PL-Bと比べると少し大きくなってしまうが、フルタワーケースと比べると設置しやすく、エアフローとサイズのバランスがいいケースとなっている。
また、Core i7-12700KFを採用しているので、ゲームをプレイしながらの実況配信や録画といった用途も十分視野に入る。録画したデータの保存先として2TB HDDが搭載されているのもポイント。ただし、ゲームタイトルを保存する場合はHDDだとロード時間などが遅くなってしまうので、できればSSDのほうがいい。そのため、複数タイトルのデータを削除せずに同時に保存しておきたいのであれば、SSDを強化しておくのもありだ。
価格は28万4900円から。PCゲームをライトに遊ぶというわけではなく、さまざまなタイトルをガッツリ快適にプレイしたいという人は、G-Tune EN-Z-3060Ti(プレミアムモデル)を検討してみてほしい。
G-Tune EN-Z-3060Ti(プレミアムモデル)の主なスペック | |
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CPU | Core i7-12700KF 3.60GHz(P-cores) 2.70GHz(E-cores)/TB時最大5.00GHz(P-cores) 3.80GHz(E-cores))、12コア/20スレッド |
CPUクーラー | 水冷クーラー(240mmラジエーター) |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 Ti |
メモリー | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 512GB M.2 SSD(NVMe対応)、2TB HDD |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0 |
インターフェース(上面) | USB 3.0×4、マイク入力、ヘッドフォン出力 |
インターフェース(背面) | USB 3.2 Type-C、USB 3.0×4、USB 2.0×2、DisplayPort×3、HDMI出力、有線LAN端子、マイク入力、ラインイン、ラインアウト、リアスピーカー、センター・サブウーファー、SPDIF/オプティカル/角型 |
電源 | 850W(80PLUS GOLD) |
サイズ | およそ幅210×奥行521×高さ426mm |
OS | Windows 11 Home(64bit) |
価格 | 28万4900円 |
高解像度で高リフレッシュレートも視野に
本気でPCゲームをプレイしたい人に最適!
ゲーミングデスクトップパソコンで最後に紹介したいのが、「G-Tune HP-Z」。第11世代のCore i9と、GeForce RTX 3080 Tiを採用し、高リフレッシュレートでのプレイはもちろん、最新タイトルをフルHD以上の高解像度でプレイしたい、単純にゲームプレイをするだけでなく、ストリーマーとして活動したい、本気でプロを目指したいという人にもオススメできるハイエンドモデルとなる。
G-Tune HP-Zの主なスペックは、Core i9-11900K、GeForce RTX 3080 Ti、32GB(16GB×2)、1TB M.2 SSD(NVMe対応)、4TB HDDという構成だ。メモリーもしっかり32GBと大容量なため、ゲームプレイを録画して動画編集といった用途もガッツリこなせる。
SSDは1TBあるため、そこそこ多くのタイトルを保存できるが、1TBでも足りないという人は、2TBも選択できるので、そちらをオススメしたい。加えて、PCIe 4.0対応のSSDもカスタマイズで用意されているため、最速を目指したいのであれば、選択するといい。
ケースは、G-Tuneのフラッグシップモデルに採用されているフルタワーケースを採用。サイズはおよそ幅215×奥行490×高さ481mmと大きいぶん、エアフローもしっかりとしているので、長時間のゲームプレイや配信も安心だ。
価格は48万3780円からとかなり高額にはなるものの、ゲームプレイや実況配信において不満を感じることはほぼないスペックとなっているので、最強クラスのゲーミングデスクトップがほしいという人は、ぜひチェックしてみてほしい。
G-Tune HP-Zの主なスペック | |
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CPU | Core i9-11900K(3.5GHz~最大5.3GHz)、8コア/16スレッド |
CPUクーラー | 水冷クーラー(240mmラジエーター) |
グラフィックス | GeForce RTX 3080 Ti |
メモリー | 32GB(16GB×2) |
ストレージ | 1TB M.2 SSD(NVMe対応)、4TB HDD |
内蔵ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
通信規格 | 有線LAN(2.5GBASE-T)、ASUS PCE-AC58BT 無線LAN拡張カード ( 最大1.73Gbps対応/IEEE 802.11ac/a/b/g/n )+Bluetooth 5.0 |
インターフェース(前面) | USB 3.0×2、USB 2.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力 |
インターフェース(背面) | USB 3.2、USB 3.0×5、USB 2.0×2、DisplayPort×3、HDMI出力、有線LAN端子、マイク入力、ラインイン、ラインアウト、リアスピーカー、センター・サブウーファー、SPDIF/オプティカル/角型 |
電源 | 1000W(80PLUS PLATINUM) |
サイズ | およそ幅215×奥行490×高さ481mm(本体) |
OS | Windows 11 Home(64bit) |
価格 | 48万3780円 |