アドビは4月25日、週に1回以上テレワークを行なっている全国のビジネスパーソン500名を対象に、テレワークと理想の働き方に関する調査を実施したと発表した。
テレワークが浸透する中、来訪者の対応や子どもの世話などで仕事を中断せざるを得ないという声は少なくないという。
本調査では、テレワーク中でも育児や家事をはさみつつ働くことが会社で認められているかを質問したところ、82.4%が認められていると回答。
また、このような働き方が認められていると回答した412名に、実際に家事や育児、来訪者対応などの仕事以外の用事で仕事を中断するような対応が必要となった経験があるかどうか聞いたところ、およそ8割(77.7%)のユーザーが“ちょい抜けワーク”を経験していることが判明したとしている。
さらに、こうしたフレキシブルな働き方を認める制度があれば、その会社でより長く働きたいと思うかという質問では、48.4%が「とても思う」と回答、「どちらかというと思う」と回答したのが43.4%に上った。
これにより、9割以上の回答者が柔軟な働き方を認める企業で長く働きたいと考えていることが判明したとしている。
そのほか、テレワーク中に業務資料をチームの人からどのようにフィードバックしてもらっているか現状を聞いたところ、1位は「メールやチャットなど、データファイルとは別のツールで、文章でコメントする(63.2%)」、2位は「電話やWEB会議で、口頭でコメントする(52.4%)」となった一方で、、クラウドや共同編集機能などのデジタルツールを活用していると回答した方はおよそ2割(5位)にとどまったという。
なお、本調査は3月14日~16日にインターネットにより実施。調査の全文はこちらから確認できる。