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ゲームの没入感を高める「湾曲型」を採用

3万円台と高コスパ、165Hz&応答速度1ms採用の27型ゲーミングディスプレイ「G-MASTER GB2766HSU-1A」をオススメしたいワケ

文●BRZRK 編集●市川/ASCII

提供: マウスコンピューター

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リフレッシュレートや応答速度など、
ゲーマーにとって死活問題となる映像まわりも上々!

 さて、これまでたびたび”リフレッシュレート”という単語を使ってきているが、これは「1秒間にディスプレイに映像を更新できる回数の値」の理解で良い。この数値は通常「○○Hz」といった表記をされており、この○○に入る数字が大きいほど、ヌルヌルとした画質での描画が可能なディスプレイとなる。

描画更新回数が多いほどフレーム間の空きが少ないので滑らかになる

 G-MASTER GB2766HSU-1Aのリフレッシュレートは165Hzということで、1秒間に165回映像の更新ができるため、かなり滑らかな映像でゲームを楽しめる。ただ、映像を出力するPC側のスペックが足りない場合、映像の更新が間に合わなくなってしまい、ディスプレイのポテンシャルを引き出せないことがある。

 ゲーマーとしては滑らかな描写はもちろんだが、もうひとつディスプレイ選びで重要なポイントがある。それは応答速度だ。応答速度とは、ユーザー側がマウスカーソルを動かした時、どれくらい遅れて画面に反映されるかを指している。この数値は「○○ms(ミリ秒)」として書かれており、こちらは数値が少ないほど機能的に優れているということだ。

 冒頭でも説明したが、本機の応答速度は1ms(MPRT)となっており、なかなか優秀だといえるだろう。実際に「Apex Legends」「ダイイングライト2 ステイ ヒューマン」「Forza Horizon 4」といった、プレイヤーの反応速度が重視されるゲームを遊んでみたが、遅延を感じることなくプレイできた。

黒レベルを調整すれば視覚からの情報量も変化する

 ところで、ゲームを遊んでいて暗所から突然現れた敵に驚いたり、攻撃を食らったりした経験はないだろうか? 筆者は過去に何度もこういった経験をしており、そのたびにビックリして心臓が止まりそうになったものだ。

 そんな筆者が本機を利用していてありがたいと思ったのが、黒レベル調整機能。この機能を利用すると画面上の暗い場所をより明るく表示して、視認性を向上できるものだ。ホラーゲームなど雰囲気重視のジャンルではオススメできないが、対戦メインのゲームであればアドバンテージとなり得るだろう。

 そこで、タクティカルFPSの「Ready or Not」を使って比較検証をやってみた。黒レベル調整機能の比較画像は以下のとおり。

黒レベル未調整だと真っ暗で床も黒潰れ状態となっている

黒レベルを最大に調整した状態。床の絨毯や正面の人物まで視認できるようになった

 FPSをはじめとする視点をグリグリと動かすタイプのゲームで、プレイフィールに影響を及ぼすのが「ゴースト」、つまりは「残像」だ。動きが小さい時は見ている対象物はクッキリと見えているが、ゴーストが生じると視点を動かすたびにこの残像が影響し、対象物を目で追いにくくなってしまう。

 本機ではこれを極力低減させるため、「Over Drive機能」が搭載されている。この機能を使えば、激しく動いていても残像感が少なく、かつ鮮明な画面でゲームに没入できる。論より証拠ということで、実機を使用して「Ghosting / Pursuit Camera」でOver Drive機能がオフの状態と、最速の5の状態で比較してみよう。表示されているUFOは左から右へと移動しているので、UFOの左側にどれだけ残像が生じているかを見てほしい。

Over Drive機能がオフの状態。左方向への残像が結構残っているのがわかる

Over Drive機能5の状態。オフと比べると残像は少なくなっており、UFOの形状はこちらのほうが視認しやすい

AMD FreeSync Premiumテクノロジーを搭載

 ゲームを遊んでいる時、たまに我に返ってしまう原因のひとつが、画面の「ティアリング」だ。ティアリングは、ディスプレイとの通信にトラブルが生じた時、表示される絵にズレが起きていることを指す。

 本機は、「AMD FreeSync Premiumテクノロジー」を搭載しており、OSDから有効化すればティアリングが生じず、違和感を感じることなくゲームに没頭可能だ。なお、本機能を利用するには、対応したGPU(Radeon)が必要な点だけ注意してほしい。

描画ズレは一度気になるとかなり後を引くので、この機能はゲーマーにとってうれしい限りだ

コストパフォーマンス抜群のゲーミングディスプレイ

 以上、ゲーマーとして気になる点にフォーカスして見てきたわけだが、これだけの機能を取りそろえているG-MASTER GB2766HSU-1Aの価格は3万7900円(税込)。画面サイズは27型で、リフレッシュレートは165Hz、応答速度は1msと優れた仕様を備えてこの値段はかなりリーズナブルに感じる。手頃な値段ということを考慮すると、十分に戦えるディスプレイであり、ゲーム環境を整えるうえで有力な選択肢のひとつとなるのは確かだ。

 実際、筆者は普段、120Hz駆動の24型フルHDゲーミングディスプレイ(フラット型)を利用しているのだが、27型という大きなサイズに加えて165Hz対応というのはかなり魅力的だ。

 そして湾曲型ということでフラット型のディスプレイと比べてみると、奥行きが出て没入感も格段にアップ。今後ゲーミングディスプレイの買い替えを検討するのであれば、G-MASTER GB2766HSU-1Aは候補のひとつとなり得るだろう。

(提供:マウスコンピューター)

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