R6Eテーマのマウスパッドとゲーミングマウス、ゲーム引き換えコードを同梱!
Rainbow Six Extractionファンに捧げるコラボモデルのゲーミングノートPCをMSIが限定販売
ストレージは標準構成で容量1TB。接続インターフェースもPCI Express 4.0 x4で、NVMeに対応している。内部にはもうひとつ空きスロットがあり、これも同社公認サポート店にて増設が可能である。
こうした内部ハードウェアを冷却するのがMSIの「Cooler Boost 5」だ。左右2基のファン、6本のヒートパイプで構成されている。Crosshair 15 R6E B12Uの底面を見れば、吸気用のスリット越しにファンの一部と張り巡らされたヒートパイプが確認できる。
実際にゲームを起動している間は2基のファンが高回転するためファンノイズがある。ただし超高回転というわけではなく、温度に応じて調整されているため、うるさすぎることはなかった。どちらかと言えば静かなほうだろう。そしてアイドル時や軽作業程度では非常に静かだ。
Rainbow Six Extraction最高画質も狙える強力なゲーミングパフォーマンス
実際にRainbow Six Extractionをプレイした際にどのくらいのフレームレートが得られるのか見てみよう。Rainbow Six Extractionにはビルトインベンチマークがあるので、これを利用した。
Rainbow Six Extractionには最高、超高、高、中、低、超低、ウルトラ低といった画質プリセットがある。解像度はWQHDとし、プリセットを切り換え、フレームレートを計測した。V-SYNCはオフとしているが、iniファイルのフレームレート上限は外していない。
もっとも高画質のプリセットである「最高」設定では97fpsだった。60fpsに対して十分な余裕があり、映像を楽しみたいという場合はリフレッシュレートを82.5Hzや60Hzに落とし、V-SYNCをオンにしてこの設定を楽しむのもよい。また、液晶パネルのスペック最大まで引き出したいというなら164fpsを記録した「低」設定だ。前述のとおりiniファイルを書き換えていないため、実質的に天井張り付き(実際には瞬間的に落ちるシーンもあるが、それでも150fps以上)で楽しめる。
ちなみに、前作となるTom Clancy's Rainbow Six Siege(以降、Rainbow Six Siege)は、最高、超高、高、中、低の5つの画質プリセットすべてで164~165fpsだった。Rainbow Six Siegeもまだまだeスポーツでは人気のタイトルであり、こちらのプレイヤーや、興味をお持ちの方にとってもCrosshair 15 R6E B12Uは気になる存在だろう。
Rainbow Six ExtractionはRainbow Six Siegeと比べるとグラフィックスの負荷が高まっているのだが、Crosshair 15 R6E B12Uは十分にプレイ可能なフレームレートが得られており、ハードウェアポテンシャルが高い。
Rainbow Six以外のゲームタイトルではどうだろうか。ここでは同じUbisoftのFar Cry 6(高解像度テクスチャパックは未適用)をテストしてみた。Far Cry 6にはUltra、High、Medium、Lowの4つの画質プリセットがある。
映像メインのタイトルなので、目指すは常時60fpsだが、もっともグラフィックス負荷が高い「Ultra」設定でも、平均76fps、最低70fpsを記録した。「Ultra」設定でも問題なくプレイでき、たとえばよりなめらかな映像を求めて82.5Hz設定にするなら1〜2つほど画質設定を引き下げてもよいだろう。
Crosshair 15 R6E B12Uは、Rainbow Six Extractionを快適にプレイでき、前作Rainbow Six Siegeは超快適に、グラフィックス負荷が高いAAAタイトルもWQHDで十分にプレイ可能なことが分かった。では、ほかのPCと比較するために、代表的なベンチマークのスコアもいくつか紹介しておこう。
ULの3DMarkでは、DirectX 12ベースのTime Spyで10120と、1万点を超えるスコアを、Fire Strikeでは22451と、2万点を超えるスコアを記録した。
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