PS5でゲーミングデバイス! ゲーミングヘッドセット「XPG PRECOG」でゲームの臨場感をグッと高めるワザ
ADATAのゲーミングブランドXPGから販売されているヘッドセット「XPG PRECOG Gaming Headset」。デュアルドライバーによる高音質、音の方向感や距離感がわかりすいFPSモードの搭載などが特長で、USB Type-Cとアナログ(3.5mmステレオミニプラグ)、どちらでも接続でき、PCだけでなく、スマートフォンやゲーム機などさまざまなデバイスで利用できる。
今回は、この製品をPlayStation 5で実際に利用し、ゲーム体験がどれだけ変わるのかを試した。
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密閉感がありながら、軽く心地良い装着感
XPG PRECOG Gaming Headsetの本体は、ブラックベースにレッドのアクセントカラーを入れたゲーミングデバイスらしいデザインが印象的だ。金属、樹脂、レザー、ラバー素材を適材適所で組み合わせた凝った作りで存在感がある。
実際に装着してみると、密閉感がありながらも、とにかく軽く負担が少ない装着感が印象的。オートアジャスト機構を備えたヘッドバンド、記憶形状素材を備えたクッションが、頭や耳の形状に合わせて優しくフィットしてくれる。
デュアルドライバーによる高音質、ハイレゾにも対応
XPG PRECOG Gaming Headsetの大きな特徴が「デュアルドライバー」構成だろう。
ドライバーとは、電気信号を音に変換して音を鳴らす機構のこと。一般的なヘッドセットでは1つしか搭載していないが、本製品は特性の異なる2種類のドライバーを組み合わせることで高音質を実現している。
具体的には、低音や豊かさの表現に優れる「ダイナミック型ドライバー」と高音に強く、繊細かつ深みのあるディテール表現ができる「静電型ドライバー」の2種類により、低音から高音までクリアで歪みのない音質を実現する。低音の迫力だけでなく、繊細な深みも表現することができる。
また、CD品質(44.1kHz/16bit)を超える情報量をもつハイレゾ音源の再生にも対応する。現在はCDの約3倍の情報量を持つ96kHz/24bitや約6.5倍の192kHz/24bitの音源が主流だが、これらのハイレゾ音源のメリットをしっかり受けることができる。
USB接続では7.1chモード、FPSモードを利用可能
XPG PRECOG Gaming Headsetは、USBでのデジタルとアナログ接続の両方に対応している。USB Type-C/3.5mmヘッドセット端子に対応したリモコン付きのケーブルに加えて、USB Type-C→Type-A変換、アナログYケーブルも付属しており、PCのみならず、さまざまな機器で利用可能だ。
アナログ接続用ケーブルのリモコンは音量調整とマイクのミュートのみができるシンプルな内容。USB接続ケーブルのリモコンは、それに加えてモード切り替えスイッチを搭載しており、通常の「MUSICモード」のほか、バーチャルサラウンドで臨場感を演出する「7.1chモード」、音の距離や方向を分かりやすく表現する「FPSモード」を切り替えられる。
なお、USB接続ケーブルのリモコンにはさらに、マイクのノイズリダクション機能のオン/オフスイッチ(今回試した範囲ではPS5では機能しなかった)、赤色LEDのオン/オフを行なうスイッチも搭載している。