ナンでもないようだけど斬新（レビューの追記あり）

【天才】バターチキンカレーをピザにしたら相性抜群だって！ピザーラにバタチキピザ：食べてみた

2022年02月25日 11時30分更新

文● ASCII

　宅配ピザのPIZZA-LA（ピザーラ）は3月3日から、春の新商品「バターチキンカレー」が楽しめる新しいよくばりクォーターを期間限定で春発売。

■実はピザーラは「カレー味のピザ」の先駆け

バターチキンカレーのよくばりクォーター　　Mサイズ　2138円、Lサイズ3402円（宅配）

　マイルドな味わいで人気のカレーメニュー「バターチキンカレー」がクォーター（4つの味を一度に楽しめるピザ）に登場。実はピザーラはかつては珍しかった「カレー味のピザ」を早く始めた先駆け的な存在。今回は、バターチキンカレー味のピザに加えて、本場博多の明太子を使用した「もち明太子」、2種のトマトにバジルの葉が香る「フレッシュトマト＆バジル」、サラミやソーセージにモッツァレラチーズを合わせた本格ミートピザ「3種のミートミックス」の4種を1枚にしてクォーターピザに仕立てた。

■10カ月かけて「バターチキンカレーピザ」を開発

バターチキンカレー　　Mサイズ2480円、Lサイズ3980円

　「バターチキンカレー」のピザをシングルピザとしても販売。今回のために開発した特製バターチキンカレーソースは、1つ1つの工程にひと手間かけてこだわり抜いた製法で作り上げており、開発に10カ月を要した。極秘の配合で使用されるスパイスは30種。柔らかなグリルチキンの旨みに、クリーミーなマスカルポーネ、こだわりぬいた特製バターチキンカレソースが一体となったカレーピザになっているという。

■気になる「バタチキカレーピザ」を食べてみた

～実際に食べてみた！（追記）～

バターチキンカレー＋サーモンクリームジェノベーゼ　Lサイズハーフ＆ハーフ4180円

　バターチキンカレーはおいしい、ピザはおいしい、両者をかけあわせたら最高じゃないか。さっそくアスキー編集部の記者ナベコが「バターチキンカレー」ピザと、同じく春の新商品「サーモンクリームジェノベーゼ」を食べてみた。

　今回、生地のタイプは一番薄いスーパークリスピーをチョイス。ピザーラは生地のタイプを、みみにもチーズが入ったイタリアン、みみがふっくらしたハンドトス、薄くてサクッと食感のスーパークリスピーの3種から選べる。具材とのバランスにもよるが、筆者はピザメインでしっかり食べたい時はハンドトスを、お酒のおつまみとしてピザを楽しみたい時はスーパークリスピーを選んでいる。今回はビールとワインも用意した。ピザ飲みの始まりだ。

　バターチキンカレーのピザがあるために、ピザが到着した瞬間からカレーの食欲をそそる香りがした。スパイシーなカレーというより「カップヌードルカレー」に似た、どこかまったりした、ジャンク感のある香りだ。

　食べてみる。トロッとしたマスカルポーネチーズと共に、そそるバターチキンカレーの味が入ってくる。コクがあって濃厚クリーミーだ。チキンはゴロっとしており、とてもやわらかだが、焼いた香ばしさに欠けるのが残念だと思った。

　なるほど、たしかにバターチキンカレーだ。ドミノの定番のカレー味のピザ「モントレー」よりも、バターのコクが加わっているのもそうだし、全体的に「トロッ」としているので、カレーソースごとピザを食べている満足感はある。辛くはなく、どちらかとえばマイルドなので、辛いもの好きは添付のスパイスなどを足して刺激を足すといいだろう。

■春の新作「サーモンクリームジェノベ」に感激！

「サーモンクリームジェノベーゼ」　Mサイズ2780円、Lサイズ4380円

　もう一方の新商品「サーモンクリームジェノベーゼ」も食べてみた。これは付属の「ジェノベーゼソース」をかけていただく。ソースはボックスについているので、うっかり見過ごさないように気を付けよう（筆者は最初見逃してしまった。だが、付け足すとソースをかけてなくてもおいしいので安心を）。

　ジェノベーゼのバジルの香りが爽やか。見た目にも彩り良い。春を感じさせるではないか。肝心な味は、パクッと食べて自然に「おいしい」と口から洩れるほどに、すごくいい。

　宅配ピザでは珍しいトッピングであるサーモン。今回、燻製しているため炙った風味や塩みもしっかりあって、サーモンの存在感がばっちり。魚介の旨みが映えている。そして、生クリームやディルで仕上げたクリーミーなソース、香り良いバジルのバランスがとてもよく、大味ではなく素材が引き立っている。別荘地のペンション直結のレストランでこだわりの創作ピザをいただいたかのような感動があった（偏ったイメージかもしれないけど）。