一般向けからゲーム、クリエイティブまで、ニーズに合う製品を用意
10万円台のモバイルノートやRTX 3050搭載ゲーミングノートなど、新生活をサポートするオススメのマウス製PCを紹介
第11世代Coreプロセッサー+RTX 3050搭載! ゲーミングPCデビューにオススメの1台
前項では一般用途、仕事用途にオススメのノートPCを取り上げた。ここからはゲーム用途、クリエイティブ用途にオススメのノートPCを紹介したい。
まずは、ゲーミングブランド「G-Tune」の15.6型ノートPC「G-Tune P5-RT」。本機は第11世代のインテル「Core i7-11800H」(8コア/16スレッド)、NVIDIA「GeForce RTX 3050 Laptop GPU」(4GB、GDDR6)、16GBメモリー(8GB×2、DDR4-3200)、512GB M.2 SSD(NVMe)といった構成だ。価格は16万4780円。
Core i7-11800Hはモバイル向けながら、ゲーム以外の用途でも高いパフォーマンスを発揮するCPUだ。前世代のCore i7-10750Hは6コア/12スレッドに対し、Core i7-11800Hは8コア/16スレッド。コア数・スレッド数が増加したことで、複数のタスクを同時に処理できるようになっている。
マウスコンピューターは、CPU性能をチェックするベンチマークソフト「CINEBENCH R23」で、Core i7-11800HとCore i7-10750Hの比較検証を行なっている。その結果、Core i7-11800Hのシングルスコアは1393、マルチコアは11463と、前世代のCore i7-10750H(シングル:1268、マルチ:7470)よりも性能が上がっていることがわかる。
GPUはミドルレンジクラスのGeForce RTX 3050 Laptop GPUを採用。GPU性能をチェックするベンチマークソフト「3DMark:Fire Strike」で、GeForce GTX 1650 Ti搭載の「G-Tune P5-H」と比較検証を行なったところ、GeForce RTX 3050 Laptop GPUのスコアは11987と、GeForce GTX 1650 Ti(スコア:9540)よりも約25.6%アップ。最新のゲームも快適に遊べるほか、動画・画像編集などのクリエイティブ用途にも最適だ。
そのほか、BTOメニューでメモリーとストレージの容量をカスタマイズできる。メモリーの場合は最大64GBまで、SSD/HDDは最大2TBまで増量可能だ。作業効率の向上を図りたい人は、購入時にカスタマイズしておこう。懐に余裕があれば、BTOの強みを活かして強力なマシンを構築できる。16万円台とある程度手が出せる価格帯なので、初めてのゲーミングノートにオススメだ。
G-Tune P5-RT 主なスペック | |
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ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット、ノングレア) |
CPU | インテル「Core i7-11800H」(8コア/16スレッド、最大4.6GHz) |
グラフィックス | NVIDIA「GeForce RTX 3050 Laptop GPU」(4GB、GDDR6) |
メモリー | 16GB(8GB×2、DDR4-3200) |
ストレージ | 512GB M.2 SSD(NVMe) |
内蔵ドライブ | - |
インターフェース | USB 2.0 Type-A、USB 3.0 Type-A×2、USB 3.1 Type-C、Mini DisplayPort、HDMI出力端子、有線LAN端子(1000BASE-T)、マイク入力、ヘッドフォン出力・ヘッドセット端子 |
無線規格 | Wi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)+Bluetooth 5 |
ウェブカメラ | 100万画素 |
バッテリー駆動時間 | 約5.5時間(公称) |
サイズ/重量 | 359.5(W)×238(D)×22.8(H)/約2.01kg |
OS | Microsoft「Windows 11 Home」 |
製品情報:https://www.mouse-jp.co.jp/store/g/gg-tune-p5-rt/
RTX 3050搭載で動画・画像の処理能力アップ!
大容量メモリー&ストレージも備えたクリエイターノート
最後に、クリエイター向けブランド「DAIV」から、15.6型ノートパソコン「DAIV 5P」を紹介したい。
従来モデルのDAIV 5PはCore i7-10750HとGeForce GTX 1650 Tiだったが、今回紹介するDAIV 5P(プレミアムモデル)は、CPUはCore i7-11800H、GPUはGeForce RTX 3050 Laptop GPUを搭載。メモリーは32GB(16GB×2、DDR4-3200)、ストレージは1TB M.2 SSD(NVMe)といった構成。プレミアムモデルは20万8780円。
フルHDの15.6型ディスプレーは、sRGB比100%の広色域パネルを採用し、精度の高い色彩表現が可能だ。また、光の反射を抑えるノングレア液晶も採用しているため、余計な映り込みを気にすることなくクリエイティブ作業に没頭できる。
加えて、CPUはCore i7-11800HとGeForce RTX 3050 Laptop GPUを採用。処理能力と省電力化により、写真/画像編集、動画編集/エンコードを快適にこなせる。本機と2020年モデルの「DAIV 5P」(Core i7-10750H、GeForce GTX 1650 Ti)を使って、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」のエンコード時間を比較検証したところ、本機は約46.9%もの短縮を実現。このように、GeForce RTX 3050 Laptop GPUのグラフィックス性能は強く、高負荷のクリエイティブ作業は快適といっていいだろう。
また、メモリーとストレージの容量はBTOメニューで増設が可能だ。メモリーは最大で64GBまで搭載できる。ストレージは2本搭載でき、合計で最大4TBまでのカスタマイズに対応している。動画・画像編集の作業はPCに高い負荷をもたらすため、処理能力を向上させるパーツをカスタマイズするという選択もアリだ。自宅でも外でもクリエイティブ作業に没頭できるノートPCとして、DAIV 5Pを強くプッシュしたいところ。
DAIV 5P(プレミアムモデル) 主なスペック | |
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ディスプレー | 15.6型(1920×1080ドット、ノングレア) |
CPU | インテル「Core i7-11800H」(8コア/16スレッド、最大4.6GHz) |
グラフィックス | NVIDIA「GeForce RTX 3050 Laptop GPU」/インテル UHD グラフィックス |
メモリー | 32GB(16GB×2、DDR4-3200) |
ストレージ | 1TB M.2 SSD(NVMe) |
内蔵ドライブ | - |
インターフェース | USB 3.0 Type-A×2、USB 3.1 Type-A、USB 3.1 Type-C、HDMI出力端子、有線LAN端子(2.5GBASE-T)、ヘッドフォン出力、マイク入力 |
無線規格 | Wi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)+Bluetooth 5 |
ウェブカメラ | 100万画素(Windows Hello顔認証) |
バッテリー駆動時間 | 約9時間(公称) |
サイズ/重量 | 355.5(W)×236.7(D)×20.6(H)mm/約1.73kg |
OS | Microsoft「Windows 11 Home」 |
製品情報:https://www.mouse-jp.co.jp/store/g/gdaiv-5p-h-2/
以上が、今回ピックアップした4製品だ。新生活のシーズンが訪れる前に、上記製品の購入を検討してみてはいかがだろうか。
(提供:マウスコンピューター)