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ASCII Power Review ― 第161回

「GPD Pocket 3」実機レビュー=これで8万円台は魅力! 8インチの激小モバイルノートPCの実用度を試した-倶楽部情報局

2022年02月07日 18時00分更新

文● ASCII倶楽部編集部

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 本日は、ASCII倶楽部の人気記事「「GPD Pocket 3」実機レビュー=これで8万円台は魅力! 8インチの激小モバイルノートPCの実用度を試した」を紹介します。


 GPDの最新UMPC「GPD Pocket 3」が1月22日に家電量販店や通販サイトで発売された。

 本製品は2軸ヒンジ機構を採用した8型UMPCで、背面端子に拡張モジュールが採用されており、標準のUSB 3.2 Gen1 Type-A端子から、別売りの「RS-232C×1」、「KVMモジュール(HDMI入力+USB入力)」へ変更可能となっている。

 また、「GPD Pocket」「GPD Pocket 2」のように光学式ポインティングデバイスではなく、「GPD MicroPC」に近いクリックボタン、タッチパッドを採用した点も今回の大きな変更点だ。

 ハードウェア的にはGPD Pocketシリーズ、GPD MicroPC、そして8.9型「GPD P2 Max」が融合した、新たなUMPCと位置づけられている。

 今回、下位モデルのPentium Silver N6000搭載機の実機レビューをお届けしよう。

「GPD Pocket 3」Core i7-1195G7搭載モデル:14万6200円、Pentium Silver N6000搭載モデル:8万6000円

背面端子はモジュール式が採用されており、異なる端子に変更できる

価格差約6万円で、CPU/メモリー/SSDなどが異なる2モデルを用意

 GPD Pocket 3には、「Core i7-1195G7」(4コア8スレッド、2.90~5.00GHz)搭載モデル(14万6200円)と、「Pentium Silver N6000」(4コア4スレッド、1.10~3.30GHz)搭載モデル(8万6000円)の2機種がラインナップされている。基本スペックの主な違いは下記の通りだ。

・Core i7-1195G7搭載モデル
 RAM16GB/SSD1TB/Intel Iris Xe Graphics/Wi-Fi 6E/Bluetooth 5.2/Thunderbolt 4/9時間駆動

・Pentium Silver N6000搭載モデル
 RAM8GB/SSD512GB/Intel UHD Graphics/Wi-Fi 6/Bluetooth5.0/USB Type-C/15時間駆動

 このほかのスペックは共通で、OSは「Windows 10 Home 64bit」。ディスプレーは8インチH-IPS液晶(1920×1200ドット、284ppi)で、2軸ヒンジ機構により180度の前後角度調整、180度の水平回転に対応。また10点マルチタッチ操作と、Microsoft Pen Protocolに対応した「Surfaceペン」などでの描画が可能だ。

 インターフェースは、USB 3.2 Gen2 Type-C×1(Core i7-1195G7搭載モデルはThunderbolt 4)、USB 3.2 Gen2 Type-A×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×1、HDMI 2.0b×1、有線LAN端子×1、3.5mmヘッドセット端子×1を装備する。ワイヤレス通信機能は、Core i7-1195G7搭載モデルがWi-Fi 6E+Bluetooth 5.2、Pentium Silver N6000搭載モデルがWi-Fi 6+Bluetooth 5.0という組み合わせだ。

 なお前述のとおり、背面のUSB 3.2 Gen1 Type-Aは拡張モジュール式。「RS-232C×1」「KVMモジュール(HDMI入力+USB入力)」をセットにした「GPD Pocket 3用拡張モジュール」(1万2500円)がオプションで用意される。

 本体サイズは198×137×20mm、重量は約725g。38.5Whのバッテリーが内蔵されており、バッテリー駆動時間はCore i7-1195G7搭載モデルが最大約9時間、Pentium Silver N6000搭載モデルが最大約15時間とうたわれている。

本体サイズは198×137×20mm、重量は約725g。ボディーはアルミニウム製。本体天面には「GPD」のロゴを配置

本体底面には大型の吸気口が設けられており、冷却ファンが透けて見える

キーボードは8インチH-IPS液晶(1920×1200ドット、284ppi)。表面は強化ガラス「Corning Gorilla Glass 5」でカバーされている

キーボードは66キーの日本語仕様。「-」が中央寄りなので、日本語入力の際にはやや慣れが必要だ

背面には有線LAN端子×1、排気口、USB 3.2 Gen1 Type-A×1を用意。USB 3.2 Gen1 Type-Aは拡張モジュールとなっており、別売りの「RS-232C×1」、「KVMモジュール(HDMI入力+USB入力)」と交換が可能

右側面には3.5mmヘッドセット端子×1、USB 3.2 Gen2 Type-A×2、左側面にはUSB 3.2 Gen2 Type-C×1、HDMI 2.0b×1を配置。なお「Core i7-1195G7」搭載モデルは、USB 3.2 Gen2 Type-CではなくThunderbolt 4が搭載される

本体の実測重量は722.5g

パッケージには本体以外に、ACアダプター、USBケーブル、ストラップ、説明書が同梱

ACアダプターとUSBケーブルの合計重量は実測140g。USBケーブルの長さは実測150cm。

ACアダプターの型番は「YJC065A」。仕様は入力100-240V~2A、出力5V 3A、9V 3A、12V 3A、15V 3A、20V 3.25A、容量65W

右奥のストラップホールには同梱のストラップなどを装着できる

アルミニウムボディーの質感は高い ハードはGPDのUMPCの集大成

 多くのUMPCをリリースしてきたGPDの最新モデルだけに、ハードウェアとしての質感は非常に高い。ボディーはアルミニウム製で、余計な装飾を排したスタイリッシュなデザインだ。2軸のヒンジ機構により、ノートPC、テント、スタンド、タブレットスタイルで利用できる点も大きなアドバンテージだ。


 続きは「「GPD Pocket 3」実機レビュー=これで8万円台は魅力! 8インチの激小モバイルノートPCの実用度を試した」でお楽しみください。

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