NECプラットフォームズは2月10日、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応したホームルーターの新商品として、6ストリーム「Aterm WX5400HP」、4ストリーム「Aterm WX3000HP2」、2ストリーム「Aterm WX1500HP」の3機種を発売する。価格はいずれもオープンプライス。
3機種とも、通信帯域を分割して同時に複数台の端末へデータを送信できる「OFDMA」や、複数アンテナを活用したビームフォーミング制御により複数端末との同時通信が可能になる「MU-MIMO」などの機能を備える。
また、「トレンドマイクロ ホームネットワークセキュリティ」を搭載し、最大90日間無料で利用できる。さらに、テレワークやオンライン学習の際に自宅のIoT家電などを接続しているネットワークと分離して情報漏洩などのセキュリティーリスクを軽減する「リモートワークWi-Fi」に対応する。
上位機種のAterm WX5400HPでは、親機と複数の中継機が連携し自動で網目(メッシュ)状にネットワークを構築して通信エリアを広げる「メッシュ中継機能」を搭載。また、独自技術によりアンテナ性能を強化した「ワイドレンジアンテナPLUS」を搭載し、電波が全方向に対して均等に届くため、スマホなどの向きに影響されず安定した動画視聴が可能とする。
また、スマホ・タブレット向けの専用アプリからインターネット経由で宅外など遠隔からでも自宅に設置した本製品のメンテナンスやネットワークの可視化ができる管理機能「Aterm ホームネットワークリンク」を利用できる(Aterm WX5400HPのみ)。
最大通信速度は、Aterm WX5400HPが4804Mbps(5GHz)/574Mbps(2.4GHz)、Aterm WX3000HP2が2402Mbps(5GHz)/574Mbps(2.4GHz)、Aterm WX1500HPが1201Mbps(5GHz)/300Mbps(2.4GHz/11n)としている。