ゲームはもちろん仕事にも使えるシンプルデザインにも注目
120Hz液晶でどこでもゲームが楽しめる、Ryzen 7&RTX 3050 Ti搭載15.6型ゲーミングノートパソコン<IdeaPad Gaming 360>
ゲーミング向けながらも落ち着いたデザイン
120Hz駆動のディスプレーを採用
<IdeaPad Gaming 360>の外観は、黒一色でかなり落ち着いたデザイン。ゲーミング向けのモデルではあるが、仕事でも存分に利用できる。
ディスプレーは15.6型で、光沢のないノングレアタイプ。駆動方式はIPSで、視野角はかなり広め。そのため、横から覗き込んでも色ムラは確認できない。解像度は1920×1080ドットに対応するほか、リフレッシュレートは120Hzをサポートしている点はトピックとして挙げられよう。両サイドのベゼルも、実測で7mmほどと狭いタイプで、フルスクリーンでゲームをプレイした際のインパクトはかなり大きい。
キーボードは、日本語配列の84キータイプ。このサイズでテンキーが用意されている点は好感が持てる。また、キーピッチは実測で約18mm、キーストロークはレノボによると1.5mmとのこと。若干、キーストロークが浅めながらも、人間工学に基づいたというキートップが曲面を描くデザインのため、打鍵感は申し分ない。ただ、[BackSpace]キーと[\]キーの間に隙間がなく一体化されているので、少し慣れが必要かもしれない。
また、ゲーミング用途では無効に設定する人が多いかもしれないが、同社いわくタッチパッドは前世代から面積が+22%大型化されているという。外出先などでタッチパッドを利用する際の操作性は申し分ない出来だ。
そのほか、スピーカーは底面の両側に1基ずつ搭載。そのため、音が若干前寄りに聞こえるものの、その音質は筆者の主観だがかなりクリアな印象。さらに、<IdeaPad Gaming 360>では、サウンドアプリケーションとして「Nahimic」を採用しており、ヘッドフォン接続時には、バーチャルサラウンドなどが利用可能だ。
インターフェースも確認しておこう。<IdeaPad Gaming 360>は、左側面にUSB 3.0 Type-CとHDMI、有線LAN用のRJ-45端子が並んでいる。一方の右側面には、USB 3.0 Type-Aが2基に、ヘッドセット用入出力端子が用意されている。背面にインターフェースは1つもなく、両側面のみに実装しているのは、持ち運んで利用する際の使いやすさを考慮してのことだろう。