2022年6月中旬発売予定の本製品を一足先に試用!
PS5も120Hzで遊べる! 4K解像度で最大144Hz対応の31.5型ゲーミングディスプレー「LCD-GCU321HXAB」
2022年06月01日 11時30分更新
「ナイトクリアビジョン」モードなど、
ゲーマーが求める機能も多数搭載
LCD-GCU321HXABは4K解像度やハイリフレッシュレート、HDR、応答速度だけではなく、ゲーマーがディスプレーに求める機能も多数搭載されている。その中で個人的に気になった機能が、FPSやTPSといったジャンルで活躍するであろう「ナイトクリアビジョン」モードだ。
これは、物陰などの暗い場所を明るく表示させることで視認性を大きく向上させるものだ。対戦型FPSやTPSはもちろん、夜のコースを走行するレースゲームでも活躍するのはいわずもがな。参考までにディスプレーを直撮りした写真を見てほしい。検証で使ったタイトルは「バトルフィールド 2042」だ。
©2021 Electronic Arts Inc. EA , the EA logo, the DICE logo, Ripple Effect Studios and Battlefield are trademarks of Electronic Arts Inc.
上の写真のように視認性が大きく向上するのがわかるだろう。つまり、暗所での遭遇戦ではいち早く敵を視認できる大きなアドバンテージを得られ、先手が取りやすくなるといっても過言ではない。PS5でFPSやTPSをよくプレイする人の一助になりうる機能だ。
面倒な手間を省いてくれるリモコンが付属
ゲーミングディスプレーで最も面倒なのがディスプレー自体の調整だ。本体のどこかにあるボタンやタッチボタンをちまちまと押しながらOSDで設定をするのは結構な手間で、「あ~面倒だなこれ」と思った読者は少なくないだろう。かくいう筆者も新たに手に入れたディスプレー側の設定をいじるのが億劫になってしまうことが多い。
そういった面倒さを解決すべく、本製品には単4電池2本で駆動するリモコンが付属している。このリモコンはゲーム用途で使用することが多い「ナイトクリアビジョン」「スルーモード」「オーバードライブ」の機能用ボタンが用意されており、メニューページを複数またがなくても直接アクセスでき、面倒な手間を極力省いてくれる。筆者のような面倒くさがり屋にとってバンザイしたくなるような配慮だ。
とはいえ、直接アクセスできない項目にも、HDRのオン・オフ切り替えなどといった重要な設定を用意している。したがって、必要に応じてOSDメニューにアクセスしてカスタマイズする手間は必要になるだろう。まぁ、こちらもリモコンでチャチャッと操作できるのでラクではあるが。
4K解像度で楽しむ快適ゲーミングライフが到来
PS5のフルスペックを活かせるゲーミングディスプレーだ
LCD-GCU321HXABは、4K解像度に120Hz以上のリフレッシュレートに対応、応答速度もオーバードライブ機能を使用すれば1msと、鬼に金棒を20本くらい持たせたようなディスプレーだ。レインボーシックス シージや仁王2 Remastered Complete Editionなどのタイトルでテストしてきたのだが、不満に感じることもなくプレイに集中できたし、本製品の凄みを実感するに至った。
LCD-GCU321HXABを試用してみたところ、筆者のようなハードコアゲーマーも納得できる製品だった。また、HDMI入力端子が4K解像度と144Hz入力に対応していることから、PC用途だけでなく4K/120Hzに対応しているPS5を遊ぶのにも適している。新しいディスプレーの購入を検討している、もしくはPS5用のゲーミングディスプレーを探してるのであれば、本製品は有力な選択肢となることは確実だ。