ASCII BESTBUY AWARD 2021を開催!
角川アスキー総合研究所は、「ASCII BESTBUY AWARD」の受賞製品を発表しました。ASCII BESTBUY AWARD 2021は、家電量販店の協力のもと、PC・スマホなど全11部門のデジタル製品から優秀製品を選出して表彰する、アスキー編集部主催のアワード企画です。
グランプリ製品の選出には読者の声も反映。読者(消費者)、家電量販店(流通)、編集部(媒体)が一丸となって2021年を象徴するデジタル製品を選びました。選出にご協力いただいた読者の皆さま、家電量販店さま、ありがとうございます。
以下に、受賞製品の一覧を掲載します。また、特設サイトには量販店審査員のコメントなど、さらに詳細な情報が掲載されています。ぜひ、合わせてご覧ください。
ASCII BESTBUY AWARD 2021
受賞製品一覧
グランプリ受賞製品
iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Max(Apple)
スマートフォン関連
・ハイエンドスマホ部門
Xperia 1 III(ソニー)
iPhone 13 Pro/iPhone 13 Pro Max(Apple)
Galaxy Z Fold3 5G(サムスン電子)
・ハイバリュースマホ部門
Xperia 10 III(ソニー)
OPPO Reno5 A(OPPO)
Mi 11 Lite 5G (シャオミ)
PC関連
・ノートPC(14インチ未満)部門
VAIO SX12(VAIO)
LIFEBOOK UH(富士通クライアントコンピューティング)
OneMix4(One-Netbook)
・ノートPC(14インチ以上)部門
14インチMacBook Pro(Apple)
ASUS ZenBook Duoシリーズ(ASUS)
Microsoft Surface Laptop 4(日本マイクロソフト)
・ゲーミングノートPC部門
G-Tune E5-165(マウスコンピューター)
ALIENWARE X17 ゲーミング ノートパソコン(DELL)
ASUS TUF Dash F15(ASUS)
・デスクトップPC部門
ESPRIMO FH77/E3(富士通クライアントコンピューティング)
SR-ar7-7660L/S7/W10(セブンアール)
LAVIE A27/A23(NECパーソナルコンピュータ)
・デスクトップPC(ゲーミング)部門
GALLERIA CRA9C-R39 Crazy Raccoon コラボモデル(サードウェーブ)
G-Master Axilus NEO H570(サイコム)
Lenovo Legion T750i(レノボ・ジャパン)
・Chromebook部門
Lenovo IdeaPad Duet Chromebook(レノボ・ジャパン)
ASUS Chromebook Detachable CM3(ASUS)
HP Chromebook x360シリーズ(日本HP)
周辺機器関連
・Wi-Fi ルーター部門
WSR-5400AX6Sシリーズ(バッファロー)
Aterm WX3600HP PA-WX3600HP(NECプラットフォームズ)
Archer AX4800(TP-Link)
・テレワーク部門
ATH-102USB(オーディオテクニカ)
BSW300MBK(バッファロー)
UCAM-CX80FBBK(エレコム)
・最新デジタルガジェット部門
iPad mini(Apple)
Z 9(ニコン)
Lenovo Yoga Tab 13(レノボ・ジャパン)
アワード総評:小林久(アスキーブランド総編集長)
量販店、編集部、そして読者の投票で選ぶ「ASCII BESTBUY AWARD」を今年も開催することができました。
グランプリは昨年に引き続き、アップルのiPhoneシリーズとなりました。こちらは量販店、編集部、読者から平均以上の票を集めた結果です。しかし、量販店/編集部/読者の投票結果はいずれも異なる製品が1位となっており、例年とは異なる傾向を示した内容だったと感じています。
例えば、Wi-Fi 6に対応し手ごろな価格のバッファローのルーターや有名プロゲームチームとのコラボでインパクトある特徴を備えたGALLERIAのゲーミングPCが量販店/読者の投票で上位を占めたことは印象的であり、消費者の関心が、いまどこに向いているのかを感じ取るひとつの手がかりになったと思います。
2021年は特にPC分野で大きなトレンドの変化を感じた1年でした。昨年登場したアップルのM1プロセッサーは高性能と電力効率の両立という面で大きなインパクトを与えました。今年はこのM1がM1 Pro/Maxとして大きな進化を遂げたほか、インテルも第12世代のCoreプロセッサーで、高性能コアと高効率コアを組み合わせた新しいアーキテクチャーを採用しています。業界全体が性能に対して新しい捉え方をし始めていることが実感できました。
また、システムとしてPCを見た場合、コロナ禍を通じてライフスタイルが変わった結果、テレワークの需要が大きく伸び、マイク性能やAIノイズキャンセルといった会議のしやすさを前面に打ち出した製品が増えてきました。秋に登場したWindows 11もこうした傾向と歩調を合わせており、シンプルなUIでインターネットを介した協業、セキュリティの確保を重視しています。
ゲーミングについても依然関心が高い用途で、パソコンはもちろん、スマートフォンや周辺機器でも魅力的な製品が数多く登場しました。世界的な半導体不足がある中、欲しい製品をすぐに手に入れることが難しい現状はありますが、機能や利用シーンという面で様々な提案があり、2021年のデジタル機器市場は非常に面白いものになったと感じています。
すべての製品を選出し、表彰できないのは残念ですが、選出製品の傾向を眺め、その理由を深く考えることで編集部として得られた発見も多くありました。
今年もアワードに協力いただいたすべての方に感謝を申し上げます。
対象製品:2021年11月末日現在、家電量販店で購入可能なデジタル製品
選出方法:審査員(ASCII編集部および家電量販店各社の代表者)による投票によってノミネート製品を選出。獲得ポイントの大小によって順位をつけ、各部門の上位3製品を決定しました。また、部門の垣根を超えて2021年のベストプロダクトを選ぶグランプリ製品については、一般消費者からの声も読者投票を通じて反映。家電量販店・編集部の投票結果と合算し、最も高いポイントを獲得した製品をグランプリ製品に選出しました。
家電量販店/編集部投票期間:2021年10月29日(金)~11月5日(金)
読者投票期間:2021年11月5日(金)~11月14日(日)
選出にご協力いただいた家電量販店(五十音順):エディオン、コジマ、ジョーシン、ソフマップ、ノジマ、ビックカメラ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ
ASCII BESTBUY AWARD 特設サイト:https://bestbuy.ascii.jp/