第49回 SORACOM公式ブログ

ソラコム公式ブログ

SORACOMサポートと複数のメールアドレスでやり取りできるようになりました

三國/ソラコム

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 本記事はソラコムが提供する「SORACOM公式ブログ」に掲載された「SORACOM サポートと複数のメールアドレスでやり取りできるようになりました」を再編集したものです。

はじめに

 こんにちは、Customer Reliability Engineer(CRE)の三國です。

 SORACOMでは、アカウントへログインするためのメールアドレス(プライマリメールアドレス)の他に、「リカバリメールアドレス」、「請求メールアドレス」といった、用途に合わせたメールアドレスを登録できます。登録できるメールアドレスの種類はこちらのドキュメントを参照してください。

 このたび、「サポートメールアドレス」を登録できるようになりました。このアップデートで解決できる課題や用途を紹介します。

サポートメールアドレスの登録の様子

解決したい課題

 IoTシステムは考慮すべき点が多いため、個人や一つの部署、一社だけでは構築・運用できないこともあります。

 複数部門でのコラボレーションや、パートナー企業との協業という形をとることも多いです。その中で、SORACOMのサポートからも支援させていただくことがありますが、SORACOMサポートからの連絡はプライマリメールアドレス(ログインに使用するメールアドレス)へのみ通知されていました。複数人で情報共有する場合は、プライマリメールアドレスにグループアドレスを利用するといった運用方法がありますが、特に利用する会社と構築・運用を支援する会社が違うような場合に、違うメールアドレスへ連絡が欲しいという声もいただいておりました。

 そこで、「サポートメールアドレス」を登録できるようにすることで、SORACOMサポートからの連絡時にプライマリメールアドレスと合わせて通知されるようになりました。

用途

 以下のような場合にぜひお使いください。サポートメールアドレスは5つまで登録できます。

 経理担当者からも問い合わせをすることがあるため、担当のメールアドレスへも通知してほしい

 パートナーと協業して構築・運用しているため、別会社の担当者へも通知してほしい

利用方法

 SORACOMユーザーコンソールの「メールアドレス設定」より登録いただけます。

 具体的には以下のドキュメントにて「請求メールアドレス」の登録方法を紹介していますが、こちらと同様の手順で「サポートメールアドレス」が追加できます。

 また、「サポートメールアドレス」の詳細や制約は以下ドキュメントの「サポートメールアドレス」を参照してください。

 現時点では問い合わせごとに通知するメールアドレスの選択はできません。そのため、「サポートメールアドレス」が不要になった際は登録を解除していただくようお願いします。

おわりに

 部や会社といった枠を超えた、より良いIoTシステムづくりに少しでも貢献できるよう、より使いやすいSORACOMサポートにできるよう努めてまいります。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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