グレープシティは11月30日、kintone向けプラグイン「krewSheet(クルーシート)」にて新機能「Xross(クロス)モード」を発表した。新機能を含むアップデートは年明けを予定。
Xrossモードは、リスト形式で表示されるkintoneの一覧画面をExcelのピボットテーブルのように表示し、任意の形式で分類して集計したり、そのまま直接データ入力ができる機能。kintoneは業務に最適なフィールド構成を自由にレイアウトできるが、データの分析やトータルでの把握ではリスト形式の一覧画面では十分でなかったり、スケジュール表のような一覧表示で管理したい場合どうしても冗長なフィールド構成になりやすいという。
Xrossモードではピボットテーブルのようなレイアウトで表現する2つのビュー(ピボットビュー/行列変換ビュー)を追加することで、利便性の高い一覧データの表示/入力と再利用可能な“正規化されたデータ構造”でデータ蓄積が可能。例えば予算管理を年月×科目といった分類でクロス集計し全体の状況確認やデータ編集できたり、シフト管理を一目で見通せるスケジュール表のような一覧表示でデータ入力やチェックをしたりといったkintoneの使い方が可能になる。
12月7日~8日に開催されるサイボウズの総合イベント「Cybozu Circus 2021 大阪」の展示ブースにて先行公開する。