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ファーウェイ通信 第158回

ファーウェイ製ゲーミングディスプレーに34型スタンダードモデルと27型の2モデルが追加

16:9で設置場所を選ばなくなった27型の「HUAWEI MateView GT」をビジネスやエンタメで大いに活用

2021年11月29日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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 スマートウォッチにディスプレーと、新製品が続くファーウェイ。今回取り上げるのはそのディスプレーの最新モデル。ゲーミングモニター「HUAWEI MateView GT」シリーズに新たに加わった2モデルの特徴とともに、16:9と一般的な縦横比の27型モデルの実機をレビューした。

ファーウェイのゲーミングディスプレーに16:9の27型モデルが登場

ファーウェイ製ゲーミングディスプレーのラインアップに
16:9の27型、スピーカーレスの34型が追加された

 ここに来て、ディスプレー、特にゲーミングタイプの製品に力を入れているファーウェイ。「ファーウェイ通信」では9月に発売された「HUAWEI MateView GT 34インチ サウンドエディション」(以下、34型サウンドバー版)をすでに詳しく紹介している(「21:9の3K解像度で165Hz対応! 話題の34型湾曲ゲーミングモニター、ファーウェイ「HUAWEI MateView GT」レビュー」)。

こちらは先行して登場した34型のサウンドバーありのバージョン

 さらに11月になって追加で発表されたのが、「HUAWEI MateView GT 27インチ スタンダードエディション」(以下、27型スタンダード)と「HUAWEI MateView GT 34インチ スタンダードエディション」(以下、34型スタンダード)の2モデルだ。

 新たな2モデルを見ていく前に、34型サウンドバー版の特長について簡単におさらいをしておこう。製品名のとおりに、画面サイズは34型。画面解像度は3Kの3440×1440ドットで、縦横比は21:9。コントラスト比は4000:1で、輝度が350ニト。色域はDCI-P3で90%、sRGBでは100%をカバーし、10ビットカラーに対応している。

サウンドバー部分はタッチでボリュームを操作したり、LEDのエフェクトを切り替えたりが可能

 外観からもわかる最大の特長は、1500Rと他社を含めた現行製品の中でも高い曲率の湾曲ディスプレーであること。これにより人間の目に近い視野角が得られる。また、最大165Hzという高リフレッシュレートに対応することで、対応ゲームのプレイ時に動きがなめらかに表示でき、動きが激しい場面でも画面から確実に情報が得られるようになる。さらに、スタンド部分にサウンドバーを内蔵しており、デュアル構成(5W×2)のスピーカーで迫力のサウンドを楽しめる。

 さて、新登場の27型スタンダードだが、曲率1500R、リフレッシュレート165Hzなど、多くのスペックは34型サウンドバー版と共通している。大きな違いは、縦横比がより一般的な16:9となり、画面サイズも27型(2560×1440ドット)となっている。34型からは画面の左右がカットされた形で、より狭いスペースなどでも設置が可能である。また映像入力端子ではUSB Type-Cが非搭載となり、HDMI端子は1つ(34型サウンドバー版は2つ)となった。また、サウンドバーも用意されていない。

こちらが今回詳しく紹介する27型モデル。横幅が60cm強なので、横長な34型モデルと比べると、設置場所を選ばない

一番左は電源用の端子なので、画像入力端子はHDMIとDispkayPortが1つずつ

 もう1台の新モデルである34型スタンダードでも、サウンドバーは非搭載。主要スペックは、34型サウンドバー版と共通だ(34型スタンダードの入力端子はHDMI 2.0×2とDisplay Port 1.4×1の3つ、サウンドバー版はさらにUSB Type-Cを加えた4つ)。すでに別途サウンド環境を整えているようなユーザーにとっては、有力な選択肢となるモデルとなりそうだ。

34型にはサウンドバー非搭載のバージョンも追加された

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