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シチズン、時計ボックスひとつが苗1本になる「Eco Tree ACTION」にて2万7000本のマングローブ苗を寄付

2021年11月17日 17時00分更新

文● ASCII

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 シチズン時計は11月17日、「Eco Tree ACTION(エコツリ ーアクション)」にて2万7000本のマングローブ苗の寄付を発表した。

 同社が持続可能な市⺠社会の実現のために⻑期的視野で環境問題に取り組む「シチズ ングループ環境ビジョン 2050」を2020年4⽉1⽇に改訂し、新たに策定した取り組みのひとつとなる。Eco Tree ACTIONは2020年11⽉1⽇より国内で開始し、シチズンブランドの腕時計の購⼊時にボックス(時計を⼊れる箱)不要を選択することで、国際NGO「NICE」を通じてマングローブの苗1本を寄付するもの。

 主に紙で作られている時計のボックスの包装資源を削減するとともに、Eco Tree ACTIONでは地球温暖化防⽌に重要な植物であるマングローブの苗を寄付しカンボジアに植樹する。2021年10⽉31⽇までの年間のボックス不要集計分(出荷ベース)でおよそ2万7000本の苗を寄付することになったという。2万7000個のボックスはCO2排出量に換算すると3.6トン(杉の⽊255本の年間CO2吸収量に相当)する。

 マングローブは⼤気中の多くの⼆酸化炭素を取り込み、気候変動の要因とされる地球温暖化の防⽌に寄与するとともに、マングローブの植樹は、汽⽔域に⽣息する多くの⽣物の多様性を守るだけでなく沿岸地域に住む⼈々の暮らしを守ることにも繋がるとしている。

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