マウスコンピューター マーケティング部の柳 良寛氏にインタビュー
ゲーマーの使いやすさを追求した240Hz・応答速度0.4msの24.5型ディスプレー「iiyama G-MASTER GB2590HSU-2」の魅力を聞く!
マウスコンピューターのディスプレーブランド「iiyama」から、240Hzのリフレッシュレートに対応する24.5型ディスプレー「G-MASTER GB2590HSU-2」が登場した。シンプルでスタイリッシュなデザインで、ディスプレーの角度や高さを細かく調整できる“多機能スタンド”を採用しているのも特長となる。
今回、G-MASTER GB2590HSU-2の魅力や特徴について、マウスコンピューター マーケティング部の柳 良寛氏に話を伺うことができたので、紹介しよう。
G-MASTER GB2590HSU-2の主なスペック | |
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パネル種類 | IPS方式、ノングレア |
駆動方式 | a-Si TFT アクティブマトリックス |
解像度 | 1920×1080ドット |
リフレッシュレート | 240Hz |
応答速度 | 0.4ms(MPRT) |
視野角 | 左右各89度、上下各89度 |
輝度 | 400cd/㎡ |
コントラスト比 | 1000:1(標準)、12000000:1(ACR機能時) |
最大表示色 | 約1670万色 |
インターフェース | HDMI、DisplayPort、USB 3.0 1Up stream:シリーズB、USB 3.0 2Down stream:シリーズA、ヘッドフォン端子 |
多機能スタンド | 昇降幅:130mm、スウィーベル:左右各45度、ピボット:右回り90度、角度調整範囲:上方向22度、下方向5度 |
サイズ/重量 | およそ幅557.5×奥行210.0×高さ370.0~500.0mm/約5.0kg |
リフレッシュレートに加え応答速度も高速
多機能スタンドでピボットも搭載、IPSパネルで広視野角
──G-MASTER GB2590HSU-2はリフレッシュレート240Hz・応答速度0.4msに加え、多機能な部分が特徴かと思いますが、改めて本機の魅力を教えてください
柳 良寛氏(以下、柳氏):まずはおっしゃるとおり、240Hzのリフレッシュレートと応答速度0.4msに対応している点です。リフレッシュレートが重要になるFPSやTPS、応答速度が重要になる格闘ゲームやレースゲームなども、存分に楽しむことができます。加えて、「AMD FreeSync」も利用可能なため、テアリングやカクツキも抑えられるので、より滑らかな映像を楽しめます。
加えて、多機能スタンドを採用しているため、ユーザーさんのベストポジションに調整してゲームをプレイできます。長時間遊ぶ際は、健康に配慮した正しい姿勢が大切ですので、この多機能スタンドを存分に駆使して、ゲームを満喫していただきたいです。
そのほか、ブルーライト低減機能も付いています。用途に合わせて3段階に調整できますので、仕事のときは3段階目にして、ゲームをする際に色をこだわりたいときには、段階を下げて楽しむのもアリだと思います。
──多機能スタンドについて紹介いただきましたが、ゲーミング向けのディスプレーでピボット機能を搭載している理由はありますか?
柳氏:G-MASTER GB2590HSU-2はピボットで90度まで角度を変更できますが、ちょっと傾ければケーブル類が接続しやすかったり、スマホゲームやシューティングゲームなど縦長のゲームを最大画面で楽しむこともできます。
また、広視野角のIPSパネルを採用しておりますので、仕事中はセカンドディスプレーとして使って、ゲームはメインで使うといった用途も可能です。仕事中のセカンドディスプレーとして使う際は、90度角度を変えて縦に情報を多く表示するということもできます。
──ゲーミングディスプレーはTNパネルが多いイメージですが、G-MASTER GB2590HSU-2はIPSなんですね
柳氏:確かに、もともとはTNやVAパネルのほうが高速な応答速度を実現しやすかったので、ゲーミングでは主流でした。しかし、最近ではIPSパネルの生産性が向上してきており、角度を変えても美麗な色彩を楽しむことができます。
とはいえ、TNパネルのほうがコスト面では優秀なのは確かです。G-MASTER GB2590HSU-2はiiyamaのゲーミングディスプレーの中でもハイエンドなため、IPSパネルを採用していますが、TNとIPSのすみわけは今後も続いていくのではないでしょうか。