Raspberry Piベースの地震計を自作できる工作キット「PiDAS (Raspberry Pi Picoで作る自作地震計) 作成キット+書籍」が家電のケンちゃんにて販売されている。サークル「きじのしっぽ」が手がけた同人ハードウェアで、価格は6270円。
コンパクトな開発用基板「Raspberry Pi Pico」をベースにした工作キット。3軸の加速度センサーを利用して強震モニターと同様の方法でリアルタイムに震度を算出、象庁の発表を待つことなく設置箇所の震度を手軽に把握できる。
合計10個のLEDの点灯レベルから、震度を視覚的に把握することが可能。設置場所は平面であればよく、水平面だけでなく壁面にも設置できる。なお、PiDASとは「Pinpoint Detection and Alarm System(ピンポイント検知警報システム)」の略称とのこと。
製品にはRaspberry Pi Picoを含めた必要パーツ一式が同梱されており、追加購入不要で地震計を作り上げることができる。また、同サークルによる同人誌「Raspberry Piで手軽に震度を計測しよう!」も付属しており、参考になるだろう。