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HUAWEI MateView GT実機レビュー その2

HUAWEI MateView GTは設置も操作もカンタン! 迷わず使えるのが特徴

2021年11月16日 10時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集● ASCII

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 ファーウェイ・ジャパンの「HUAWEI MateView GT」は、34インチ、解像度3440×1440ドットの大型湾曲ゲーミングディスプレーとしては比較的手頃な価格が魅力。市場想定価格6万5800円だが、独占販売のAmazon.co.jpでは658ポイントが付与されたうえで、5000円オフクーポンにより6万801円で購入可能と、お買い得感がかなり高い(10月28日時点)。今回は本製品の使い勝手をチェックしていこう。

「HUAWEI MateView GT」市場想定価格6万5800円

10kg近い重量だが、セットアップはカンタン

 本体重量は約9.55kgと34インチディスプレーとしてはそれなりの重さだが、セットアップは容易。パッケージは横置きにして発泡スチロールを引き出す構造となっており、力はたいして必要ない。本体を発泡スチロールに置いたままにすれば、スタンドは難なく装着できる。最終的にはスタンド込みの本体を机の上などに移動しなければならないが、基本的にはひとりでセットアップ可能なはずだ。

スタンドは背面からはめ込むだけ。特にネジなどで固定する必要はない

 インターフェースはUSB Type-C(電源入力専用)×1、HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、USB 3.2 Gen1 Type-C(ディスプレー、データ転送、最大充電電力10Wをサポート)×1が用意されている。つまり最大で4台のPC、ゲーム機、レコーダー、ストリーミングデバイスなどを接続できるわけだ。

左からUSB Type-C(電源入力専用)×1、HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、USB 3.2 Gen1 Type-C(ディスプレー、データ転送、最大充電電力10Wをサポート)×1

セットアップ時以外はカバーで端子部を隠せる。磁力で固定されるので脱着は簡単だ

 操作はディスプレー下部の5方向ジョイスティックと、「ステレオサウンドバー」手前に内蔵されている「タッチコントロールボリューム」で行なう。後者の「タッチコントロールボリューム」が秀逸で、タッチして左右にスライドするとボリューム調整、ダブルタップでミュートが可能。ボリューム、ミュートを素早く、直感的に操作できるのは非常に便利だ。

ディスプレー下部に5方向ジョイスティックを装備

「ステレオサウンドバー」手前に内蔵されている「タッチコントロールボリューム」

 設定画面は「GamingVision」「色」「画像」「入力元」「システム設定」に分類されており、5方向ジョイスティックで操作する。OSDメニューはファーウェイ製品らしくしっかりと日本語化されているので、特に設定で戸惑うことはないはずだ。

「GamingVision」には「ゲームアシスト」「ピクチャーモード」「照明効果」と主にゲーム関連の設定が並ぶ

「色」には「明るさ」「コントラスト」「色温度」「低ブルーライト」と基本的な画質設定が含まれる

「画像」には「OD」「スケーリング」の設定項目が並ぶ。「OD」では応答時間、「スケーリング」では全画面/比例スケーリング/オリジナルサイズを設定できる

「入力元」ではディスプレーに出力する映像端子を選択できる

「システム設定」では「音量」「サウンドモード」「マイク」「言語」「透明度」「メニューのタイムアウト」「ショートカット」「ボタンのロック」「情報」「リセット」と細かな設定が可能だ

 「HUAWEI MateView GT」は設置が容易で、5方向ジョイスティックと「タッチコントロールボリューム」の操作性もいい。OSDメニューも丁寧に日本語化されており、設定で迷うこともない。初めてのゲーミングディスプレーとしても安心してオススメできる一台だ。次回はAV品質についてチェックしていく。

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