シャープは10月26日、新開発のmini LEDバックライトを搭載した8K/4Kテレビ「AQUOS XLED」の新製品2ライン「DX1/DP1」を発売すると発表した。
新製品は光源であるバックライトに小型のLEDを採用し、同社従来機比でおよそ72倍(「4T-C65DP1」の場合)の数のmini LEDを高密度に敷き詰めている。
また新開発の「アクティブmini LED駆動」技術により、表示する映像に応じて、エリアごとの明暗をきめ細かく制御することで、コントラストなどの表示性能が飛躍的に向上しているほか、バックライトの光波長を変換する「量子ドットリッチカラー」技術を新たに採用。バックライトの光から純度の高い光の3原色を生み出し、広色域かつ鮮やかな発色を実現できる。
音質面でも画面下部に加え、上部およびサイド(DX1ラインのみ)にもスピーカーを配置した新開発の「ARSS+」(AROUND SPEAKER SYSTEM PLUS)音響システムが、イマーシブな音場を実現しているという。
さらにDX1ラインは、同社従来機5比でおよそ1/5の狭額縁化(およそ0.2cm)を実現。映像と背景の境界をミニマイズし、没入感のある世界を楽しめる。そのほかDX1/DP1ラインとも空間に溶け込みやすいシルバーフレームを採用している。
なお、新製品は85V型から55V型まで大型ゾーンに計5モデルをラインアップ。8KテレビのDX1シリーズからは3モデルが発売、4KテレビであるDP1シリーズからは2モデルが発売する。価格はいずれもオープンプライス。
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