ASCII Power Review 第150回
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「Surface Go 3」実機レビュー = Windows 11搭載の万能モバイルサブPCなのだ
2021年10月26日 13時00分更新
マイクロソフトはWindows 11のリリースに合わせて、同OSをプリインストールした10.5型2 in 1 PC「Surface Go 3」を発売した。
本製品はWindowsを搭載するSurfaceシリーズで最もコンパクトなマシン。プロセッサーの処理能力はやや控えめだが、携帯性を最重要視する方にはもってこいのSurfaceだ。
CPUはどちらにしても
RAM8GB/SSD128GB搭載モデルを買うべき
「Surface Go 3」は一般向けと法人向けに販売されており、記事執筆時点で下記の4モデルがリリースされている。
一般向けモデル
・Pentium 6500Y/RAM4GB/eMMC64GB/Officeあり 6万5780円
・Pentium 6500Y/RAM8GB/SSD128GB/Officeあり 8万5580円
法人向けモデル
・Core i3-10100Y/RAM4GB/eMMC64GB/Officeなし 6万1380円
・Core i3-10100Y/RAM8GB/SSD128GB/Officeなし 8万3380円
つまりCPUはAmber Lake Yの「Pentium 6500Y」(2コア4スレッド、1.10~3.40HGz)と「Core i3-10100Y」(2コア4スレッド、1.30~3.90GHz)、メモリーは4GB/8GB、ストレージはeMMC64GB/SSD128GBが用意されているわけだ。
これ以外のスペックはすべて共通。ディスプレーは「10.5インチPixelSenseディスプレイ」(1920×1280ドット、220ppi、アスペクト比3:2、コントラスト比1500:1、Corning Gorilla Glass 3)を搭載。ディスプレー上部に500万画素のフロントカメラ、顔認証カメラ(IRカメラ)、Dual far-fieldスタジオマイク、本体背面に800万画素カメラ(オートフォーカス付き)を内蔵する。
インターフェースは、USB Type-C、Surface Connectポート、Surfaceタイプカバーポート、microSDXCメモリーカードスロット、3.5mmヘッドフォンジャックを装備。ワイヤレス通信機能はWi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5.0をサポートする。なお記事執筆時点ではWi-Fiモデルのみ販売されているが、数ヵ月以内にLTEモデルが追加される予定だ。
本体サイズは245×175×8.3mm、重量は544g。ケースはマグネシウム製で、カラーはプラチナ一色だ。公称28Wh、定格26.8Whのバッテリーを内蔵しており、バッテリー駆動時間は「通常のデバイス使用方法」で最大11時間とされている。
なお、記事執筆時点では一般向けモデルは「Pentium 6500Y」のみで、「Core i3-10100Y」搭載モデルは用意されていない。しかし、両CPUはクロック周波数と、内蔵グラフィックスの実行ユニットが「Pentium 6500Y」は23基、「Core i3-10100Y」は24基とわずかに異なるだけだ。CPUの違いはあまり気にしなくてもいいと筆者は考える。
ただし、メモリーとストレージ容量の違い、そしてeMMCとSSDの速度の違いは使い勝手を大きく変える。よっぽどの理由がない限りは、RAM8GB、SSD128GBのモデルを購入することを、いつも以上に、強く、お勧めする!
小さいボディながら
使い勝手はProシリーズと遜色なし
「Surface Go 3」は、ほかのSurfaceタブレットと同様にキックスタンドとタイプカバーを利用してさまざまなスタイルで利用できる。小さいからと言ってもヒンジ機構はProシリーズと同様に無段階で調整が可能となっており、使い勝手は遜色ない。
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