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シンプルな見た目ながらも、拡張性のあるミニタワーモデル

第10世代Core i7で11万円! 静音性高めの水冷クーラーを搭載したデスクトップPC「STYLE-M056-LC117-UHX」

2021年11月25日 13時30分更新

文● 柴田尚 編集●市川/ASCII

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ユニットコムの「STYLE-M056-LC117-UHX」

 ユニットコムの「STYLE-M056-LC117-UHX」は、シンプルとコンパクトを重視したミニタワーケースを採用する「STYLE∞ Mシリーズ」の1台。CPUはCore i7-11700で、その冷却には水冷クーラーを搭載し、静音性を高めている。それでいて価格は10万9980円と比較的安価に抑えられている。

 主な仕様はCPUがCore i7-11700、チップセットがインテル B560、メモリーが16GB(8GB×2)、GPUがCPU内臓のインテル UHD グラフィックス 750、ストレージが500GB SSD(M.2接続/NVMe対応)という構成だ。そのほか、DVDスーパーマルチドライブを搭載している。

 今回は、STYLE-M056-LC117-UHXの外観と内部を紹介し、使い勝手の良さをお伝えする。

すっきりしながら便利な前面と、豊富な端子をそろえる背面

 前面はシンプルで、どんなシーンにもマッチするデザインに仕上がっている。5インチベイ最上段にDVDスーパーマルチドライブを備えるほか、中央部のパネルを開けばUSB 3.0 Type-A×2基と、3.5mmジャックのマイク、ヘッドフォン端子が姿を見せる。

ミニタワーなので高さが約36cmとコンパクト

シンプルなデザインのフロントパネル

前面の端子は開閉式のパネルに覆われている。使わない場合は閉じておけば埃などが入らない

電源スイッチはフロント上部右

 背面のインターフェースは、USB 3.0 Type-A×4基、USB 2.0×2基、PS/2端子、有線LAN端子、ライン入力、ライン出力、マイク入力。そして映像出力としてHDMI端子、DVI-D端子、ミニD-Sub15ピン端子がそろう。作業をするうえで、USB端子が多めなのは実にうれしいところだ。

電源は上部。その下に各種端子と排熱孔が備わっている

 CPUの発熱は、水冷クーラーによって後部へと排出される。そのほかの部分の冷却のため、左サイドパネルには空気孔が空いている。

空気孔を備えた左サイドパネル

ミニタワーだが拡張性のある内部

 サイドパネルを開くと内部の水冷クーラーが目立つが、各種ケーブル類はまとまっているのでメンテナンスはしやすい。将来的に自力でHDDなどのストレージやビデオカードを追加するとしても、各種端子へのアクセスは非常にラクだろう。

ミニタワーなので狭く見えるが、ケーブル類はしっかりまとまっている

CPUを覆う水冷クーラーと排熱部

5インチベイは2基、3.5インチベイは2.5インチ兼用を含め3基も備えている

ビデオカードなどの端子が並ぶ下部はケーブルなどが干渉していないのでアクセスしやすい

 次回は、STYLE-M056-LC117-UHXがいかほどのパワーを持つのかベンチマークでチェックする。

試用機の主なスペック
機種名 STYLE-M056-LC117-UHX
CPU Core i7-11700(2.5~最大4.9GHz)、8コア/16スレッド
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 750
チップセット インテル B560
メモリー 16GB(DDR4-2933 8GB×2)
ストレージ 500GB SSD(M.2接続/NVMe対応)
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
インターフェース USB 3.0×6、USB 2.0×2、ミニD-Sub15ピン端子、DVI-D端子、HDMI端子、PS/2端子、ライン出力、ライン入力、マイク入力×2基、ヘッドフォン出力
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)
電源 350W(80PLUS BRONZE)
サイズ およそ幅175×奥行387×高さ360mm
OS Windows 10 Home(64bit)

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