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Core i7-11700、16GBメモリー、1TB SSDという構成

20万円台でCore i7とRTX 3060 Ti搭載、バランスよく高性能で快適ゲームプレイを実現するミドルタワーPC「LEVEL-R059-117-SAX」

2021年10月08日 13時00分更新

文● ASCII

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「LEVEL-R059-117-SAX」

 ユニットコムが販売する「LEVEL-R059-117-SAX」は、第10世代CoreとGeForce RTX 3060 Tiを搭載するゲーミングミドルタワーパソコンだ。価格は20万4980円からで(10月7日現在)、ジャックスのショッピングローンを利用すれば、金利0%で最大48回までの分割払いも可能となっている。

ゲーミングパソコンとしてバランスよく高性能

 前回は、LEVEL-R059-117-SAXの主なスペックや外観、ケース内部について紹介した。今回は、基本性能をチェックしていこう。

 LEVEL-R059-117-SAXの主なスペックは、Core i7-11700、GeForce RTX 3060 Ti、16GBメモリー、1TB SSDという構成だ。加えて、本機は豊富なBTOカスタマイズメニューも用意してあり、メモリーやストレージを始めとしたパーツの強化、ソフトウェアや周辺機器の追加なども可能。なお今回試用したのは、標準スペックのものとなる。

 まずは、マシンの全体的な性能を計測できる「PCMark 10」をチェック。総合スコアは7114と、かなり高い結果になった。また、詳細をみていくと、アプリケーション起動やウェブブラウザーの快適さを示す「Essentials」が10216、WordやExcelといったビジネス系アプリケーションの動作速度を示す「Productivity」が9133、画像・動画の編集や3Dグラフィックス処理を示す「Digital Content Creation」が10469だった。

「PCMark 10」

 ゲーミングパソコンなので当然なのだが、テレワークのメインマシンとしても存分に活躍する性能だ。加えて、Digital Content Creationの性能も1万を超えているので、写真・動画編集を兼用するマシンとしても利用できる。

 CPUの性能は「CINEBENCH R23」でチェックしたところ、マルチコアが9362pts、シングルコアが1516ptsになった。マルチコアは、ゲーミングパソコンとしてはすごく高いわけではないものの、しっかりとしたスコアは獲得できている。また、シングルコアはかなり高いので、ゲームプレイにかんしてはまったく心配はないだろう。

「CINEBENCH R23」の結果

 ストレージの速度は、「CrystalDiskMark」で計測。結果は、シーケンシャルリードで1901MB/秒という結果になった。PCIe 3.0なため、最新のPCIe 4.0と比べるとそこまで速いわけではないが、ゲーム用としては十分な速度だ。ゲーム中のロードやマップの読み込みでストレスを感じることはないだろう。

「CrystalDiskMark」の結果

 グラフィックス性能は「3DMark」でチェック。結果は、Time Spyが10540、Time Spy Extremeが5082、Fire Strikeが21351、Fire Strike Ultraが7030、Port Royalが6626という結果になった。

Time Spyの結果

Time Spy Extremeの結果

Fire Strikeの結果

Fire Strike Ultraの結果

Port Royalの結果

 Time Spyでスコアが1万を超えているので、フルHDであれば高負荷な最新タイトルでも快適にプレイできるだろう。また、Fire Strike UltraやPort Royalのスコアも結構高いので、タイトルによっては、設定を変更しつつであればより高解像度だったり、レイトレーシングをオンにしたりしても、しっかりと遊べるだろう。

 最後に、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK」をチェック。高品質、フルスクリーンという設定で計測したところ、1920×1080ドットが10609(とても快適)、2560×1440ドットが8199(快適)、3840×2160ドット(やや快適)という結果になった。

1920×1080ドットの結果

2560×1440ドットの結果

3840×2160ドットの結果

 また、カスタムに設定してDLSSをオンにすると、7177(快適)までスコアは上がった。タイトルによってはDLSSに対応している作品も増えてきたので、オンにすればより高フレームレート、高解像度でのゲームプレイも視野に入る。

カスタムでDLSSをオンにしたときの結果

 今回は基本性能をチェックしてみたが、ゲーミングパソコンとして平均的に高い性能を持っていることがわかった。フルHDであれば、最新タイトルでも十分遊べるパワーを持っているほか、人気のFPSタイトルも高リフレッシュレートでのプレイも期待できる。

 価格も20万円ちょっとで購入可能なので、これからの発売予定の注目タイトルをPC版でプレイしたいと考えている人や、人気タイトルをコンシューマー版からPC版に切り替えて遊びたい人は、ちょうどいい価格とスペックのLEVEL-R059-117-SAXを検討してみてはいかがだろうか。

試用機の主なスペック
機種名 LEVEL-R059-117-SAX
CPU Core i7-11700(2.5GHz~最大4.9GHz)、8コア/16スレッド
グラフィックス GeForce RTX 3060 Ti 8GB GDDR6
メモリー 16GB
ストレージ 1TB SSD(NVMe対応)
チップセット Z590
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信規格 有線LAN(2.5GBASE-T)
電源 700W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源
形状 ミドルタワー/ATX
サイズ およそ幅190×奥行477×高さ432mm
OS Windows 10 Home(64bit)

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