このページの本文へ

フォッシルの次世代スマートウォッチ新「Fossil Gen 6」新機能を体験した

2021年09月28日 09時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

裏面の二重になっている金属の溝がウォッチ側の充電用端子。ちなみに、バンド裏面は樹脂で、通気性を確保するために溝もしっかり掘られているのがわかる

バッテリー充電速度が早くなった

 普段使いの面では、バッテリーの充電速度が改良されたことに注目したい。80%の充電に必要な時間は、ジェネレーション5で50分、ジェネレーション5Eで60分だったが、ジェネレーション6では30分まで短縮されている。

この裏面に、同梱の「4ピン USB 急速マグネティックチャージャー」を使って充電。充電器は製品背面にマグネットで固定できる

 もちろん、従来モデルも、使っている上では30分あれば60%前後くらいは充電できている印象だったので、そこまで不便は感じていなかった。しかし、睡眠の計測後、慌ただしい朝にさっと充電してから出かけうような需要を考えると、充電時間がさらに短くなったことはうれしい進化である。

 一方、通常モードにおけるバッテリーの減り具合に関しては、仕様上も表記が変わっていないように、従来モデルからの大きな変化は感じなかった。画面輝度やバッテリーモードの変更やワークアウトの実施頻度など、運用方法によって増減する部分もあるだろうが、一般的な使用方法を前提にすると丸一日以上はバッテリーが持ち、1日1度は充電管理をした方がよい――という点は従来モデルと共通すると思って良さそうだ。

カテゴリートップへ