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FIXER cloud.config Tech Blog

Power AppsでLINEやTwitterのようなタブを簡単に作成する方法

2021年09月28日 11時00分更新

文● あおい/FIXER

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 本記事はFIXERが提供する「cloud.config Tech Blog」に掲載された「Power AppsでLINEやTwitterのようなタブを簡単に作成する方法 #Power Platformリレー」を再編集したものです。

 こんにちは、あおいです。

 いつになったらコロナは鎮まるのか。はやく韓国旅行に行きたい。TWICEのコンサートでテンアゲさせてくれ。

 さて、LINE・Twitter・Microsoft Teams等のSNSを利用するとき、以下のようなタブをよく目にすると思います。Power Appsでアプリ開発をする時にも、これと同じようなタブを作りたい場面は何度かあるでしょう。

 ここで質問です。

 もし、あなたならLINEやTwitterのようなアイコンタブをPower Appsでどのように実装しますか?

 おそらく、このようにアイコンのコントロールを必要な分だけ追加していくのではないでしょうか。

 この方法でも問題ないのですが、ぶっちゃけこれより良い方法があります!

 それはギャラリーを活用することです!

 そこで、今回はPower AppsでLINEやTwitterのようなタブを作成する方法を紹介したいと思います。また、どの画面にも共通してタブは存在するのでコンポーネント機能を利用します。

 まず、画面を追加して三点リーダーを押します。名前の変更を選択して、分かりやすい命名規則で画面の名前をそれぞれ変更します。

 「App」のOnStartプロパティに以下の数式を入力します。

 colTabコレクションのTabIcon列に入力する値は、表示したいアイコンのIconプロパティの値です。

 試しに、画面に適当なアイコンを追加して、Iconプロパティを「Icon.Home」に変更してみてください。Homeアイコンが表示されるはずです。同様に「Icon.Message」に変更するとMessageアイコンが表示されます。

 「App」の三点リーダーを押して「▷ OnStart を実行します」を必ず実行してください。

 「コンポーネント」タブに移動して新しいコンポーネントから白紙のコンポーネントを追加します。

 また、画面右側のプロパティタブの「アクセス アプリ スコープ」をオンの状態に設定します。

 空の垂直ギャラリーを挿入し、ItemsプロパティにcolTabコレクションを入力します。空の垂直ギャラリーにアイコンとラベルを追加します。アイコンのIconプロパティに「ThisItem.TabIcon」ラベルのTextプロパティに「ThisItem.TabName」とそれぞれ入力します。

 アイコンのOnSelectプロパティに以下の数式を入力します。

 Switch関数を利用します。colTabコレクションのTabName値で画面遷移の対象を条件分岐させます。

 「画面」タブに戻って、各画面にコンポーネントを配置します。

 コンポーネントの追加は挿入タブの「カスタム」から追加できます。

 これで完成です!

 試しにタブ遷移が正常に動作するか確認してみましょう!

 各画面に該当のアイコンを配置します。HomeScreenを選択した状態でAltキーを押しながら適当なアイコンを選択してみてください! 該当の画面に遷移するはずです!

 今回はPower AppsでLINEやTwitterのようなタブを作成する方法を紹介しました。

 ギャラリーを活用することでアイコンのコントロール数を減らすことができるので、ギャラリーはめちゃくちゃ便利です! また、コンポ―ネント機能を利用しているので、後のデザインや機能の修正を簡単に対応できます! さらに、タブを縦向きではなく横向きにしたい場合は、以下のように空の水平ギャラリーを選択すればいいだけです! 非常に簡単なので是非試してみてください!

あおい/FIXER

 「初心者の方にも分かりやすく」をモットーにBlog執筆、最近はPower Platform中心。好きなものは米国株、CFD取引、K-POP。

[転載元]
Power AppsでLINEやTwitterのようなタブを簡単に作成する方法 #Power Platformリレー

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