Appleは7月13日(米国時間)、米国で発表されたエミー賞で35部門ノミネートされたと発表した。
ヒットシリーズ「テッド・ラッソ~破天荒コーチがゆく」は20部門ノミネートされ、初年度のコメディシリーズとしてはエミー賞史上最多のノミネートとなる。
Apple TV+は世界で最も想像力豊かな才能たちが手がける完全オリジナルのApple Original作品だけを集めたビデオサブスクリプションサービス。2019年11月のサービス開始時より全作オリジナル作品のビデオサブスクリプションサービスとしてドラマやコメディ、長編映画や画期的なドキュメンタリー、子供向け・家族全員で楽しめるエンターテインメントなど幅広い作品が世界中で公開されいる。Apple Original作品は、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、エミー賞など408の賞にノミネートされ117の賞を受賞している。
今回ノミネートされた主な作品概要は以下のとおり。
テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく(原題:Ted Lasso/7月23日よりシーズン2を配信開始)
アメリカ、カンザス州出身の大学のアメフトのコーチ、テッド・ラッソは、サッカーの経験がないにもかかわらず、イギリスのプロサッカーチームの監督をすることに。小バカにする選手たちや不満だらけの地元ファンを前に、果たしてテッド・ラッソは自身の流儀を見せることができるのか。本作でゴールデン・グローブ賞を受賞したジェイソン・サダイキスを主演に加え、プロデューサーとしてもビル・ローレンス(「スクラブズ」)らと活躍している。
ビリー・アイリッシュ:世界は少しぼやけている(原題:Billie Eilish: The World’s A Little Blurry)
数々の賞を受賞したR.J.カトラーが監督を務めた本作は、ビリーの青春と世界的スーパースターに成長するまでの姿を描いており、天才ティーンエイジャーの素性を深く掘り下げた作品。わずか17歳にして世界ツアーを行ない、ステージに立ち、家族と共に自宅で作曲やレコーディングを行ないデビュー・アルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』を制作した風景も映っている。
セントラル・パーク(原題:Central Park)
ニューヨークの活気あふれるセントラル・パークを舞台に、そこに住む管理人オーウェン・ティラーマンと家族の型破りな毎日を描くミュージカルコメディ・ アニメーション。一家のミッションは、公園にコンドミニアムを建設しようと企むホテルオーナーの女富豪を阻止すること。
神話クエスト(原題:Mythic Quest)
「神話クエスト」は史上最大級のマルチプレイヤーオンラインゲームを支えるゲーム開発会社のチームの挑戦を描いたコメディーシリーズ。ゲームの中で仮想世界を構築し、ヒーローを生み出し、伝説を作り出す登場人物たちがオフィスでゲーム以上に熾烈なバトルを繰り広げる。主演はロブ・マケルヘニーを初め、アカデミー主演男優賞の受賞歴のあるF・マーリー・エイブラハム、ダニー・プディ、イマニ・ハキムなど。
サーヴァント ターナー家の子守(原題:Servant)
M・ナイト・シャマラン製作。堪え難い悲劇に見舞われてしまったフィラデルフィアの夫婦。深い悲しみに引き裂かれる2人は、彼らが住む家へ奇怪な何かを引き寄せてしまう。
ボーイズ・ステイト(原題:Boys State)
テキサス州全土から集まった10代の少年たち1100人が、擬似選挙を行ない州政府を一から構築する政治キャンプにのぞむ。彼らの混乱に満ちた通過儀礼を追い、民主主義の核心に迫る異色のフォキュメンタリー作品。サンダンス映画祭グランプリ受賞。
その年、地球が変わった(原題:The Year Earth Changed)
世界的なロックダウンを新しいアプローチで捉えたタイムリーなこのシリーズでは、未曽有の1年の後に撮影された世界中の自然や野生生物の独自映像を紹介。人がいなくなった街に響く鳥のさえずりや、南米の郊外に現れたカピバラなど世界中の人がこれまでにはない形で自然と関わることになり、人と野生生物がより調和して共存できる方法を探し、自然にいかに大きな影響を与えられるかを考えることを通して、自然の回復力(レジリエンス)が未来への希望を抱かせてくれるということに焦点を当てた、まさに地球という惑星へのラブレターとなっている。
マライア・キャリー:マジカル クリスマス スペシャル(原題:Mariah Carey’s Magical Christmas Special)
クリスマスに危機が迫る中、妖精エルフはあることを思い出す。クリスマスを救えるたった一人の人物、それはサンタクロースの親友、マライア・キャリーだということを。クリスマスの女王が贈る豪華ゲストを迎えた華やかなステージが、全世界をクリスマスの喜びで包む。
ブルース・スプリングスティーン:Letter To You(原題:Bruce Springsteen’s Letter to You)
The E Street Bandとロックンロール、そしてブルース・スプリングスティーンの人生を形作った音楽への熱いオマージュ。『Born In the U.S.A.』以来のフルバンドによるスタジオでのライブレコーディングの中で、愛と喪失を振り返るブルースの姿を捉えたでキュメンタリー作品。
カープール・カラオケ(原題:Carpool Karaoke: The Series)
毎回意外な顔合わせのスターたちが車内でカラオケを熱唱する、愉快なドライブへ出かけよう。
すべてのリストは以下のとおり。
In total, Apple today scored 35 Emmy Award nominations for:
• Outstanding Comedy Series - “Ted Lasso”
• Outstanding Lead Actor In A Comedy Series - “Ted Lasso,” Jason Sudeikis
• Outstanding Supporting Actor In A Comedy Series - “Ted Lasso,” Brett Goldstein
• Outstanding Supporting Actor In A Comedy Series - “Ted Lasso,” Brendan Hunt
• Outstanding Supporting Actor In A Comedy Series - “Ted Lasso,” Nick Mohammed
• Outstanding Supporting Actor In A Comedy Series - “Ted Lasso,” Jeremy Swift
• Outstanding Supporting Actress In A Comedy Series - “Ted Lasso,” Juno Temple
• Outstanding Supporting Actress In A Comedy Series - “Ted Lasso,” Hannah Waddingham
• Outstanding Cinematography For A Single-Camera Series (Half-Hour) - “Servant”
• Outstanding Directing For A Comedy Series - “Ted Lasso,” Zach Braff
• Outstanding Directing For A Comedy Series - “Ted Lasso,” MJ Delaney
• Outstanding Directing For A Comedy Series - “Ted Lasso,” Declan Lowney
• Outstanding Writing For A Comedy Series - “Ted Lasso,” Pilot
• Outstanding Writing For A Comedy Series - “Ted Lasso,” Make Rebecca Great Again
• Outstanding Casting For A Comedy Series - “Ted Lasso”
• Outstanding Original Main Title Theme Music - “Ted Lasso”
• Outstanding Production Design For A Narrative Program (Half-Hour) - “Ted Lasso”
• Outstanding Sound Editing For A Comedy Or Drama Series (Half-Hour) And Animation - “Ted Lasso”
• Outstanding Single-Camera Picture Editing For A Comedy Series - “Ted Lasso,” A.J. Catoline
• Outstanding Single-Camera Picture Editing For A Comedy Series - “Ted Lasso,” Melissa McCoy
• Outstanding Sound Mixing For A Comedy Or Drama Series (Half-Hour) And Animation - “Ted Lasso”
• Outstanding Picture Editing For A Nonfiction Program - “Billie Eilish: The World’s A Little Blurry”
• Outstanding Music Direction - “Billie Eilish: The World’s A Little Blurry”
• Outstanding Sound Editing For A Nonfiction Or Reality Program (Single Or Multi-Camera) - “Billie Eilish: The World’s A Little Blurry”
• Outstanding Sound Mixing For A Nonfiction Or Reality Program (Single Or Multi-Camera) - “Billie Eilish: The World’s A Little Blurry”
• Outstanding Character Voice-Over Performance - “Central Park,” Stanley Tucci
• Outstanding Character Voice-Over Performance - “Central Park,” Tituss Burgess
• Outstanding Narrator - “Mythic Quest,” Anthony Hopkins
• Outstanding Sound Editing For A Comedy Or Drama Series (Half-Hour) And Animation - “Mythic Quest”
• Outstanding Documentary Or Nonfiction Special - “Boys State”
• Outstanding Directing For A Documentary/Nonfiction Program - “Boys State”
• Outstanding Narrator - “The Year Earth Changed,” David Attenborough
• Outstanding Contemporary Makeup For A Variety, Nonfiction Or Reality Program (Non-Prosthetic) - “Mariah Carey’s Magical Christmas Special”
• Outstanding Sound Mixing For A Variety Series Or Special - “Bruce Springsteen’s Letter to You”
• Outstanding Short Form Comedy, Drama Or Variety Series - “Carpool Karaoke: The Series”