このページの本文へ

最新のGeForce RTX 3070 Ti&Core i9も安定動作!

Windows 11もモチロンOKな快適ゲーミングPC「G-Master Spear Z590」

2021年07月10日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

定番ベンチで性能チェック! 空冷クーラーでもしっかりと実力を発揮

 ゲーミングPCとしての実力を見てみよう。

 といっても、CPUにCore i9-11900K、ビデオカードにGeForce RTX 3070 Tiを搭載しているだけに、ほとんどのゲームは最高画質設定でWQHD(2560×1440ドット)の解像度にしても快適に動作する。

 そのためここでは、定番ベンチマークでどのくらいの性能のPCなのかという点を中心にチェックしていこう。

 ちなみにGeForce RTX 3070 Tiの詳しい実力は、加藤勝明氏のレビュー記事に詳しいので、そちらを参考にして欲しい。ザックリと特徴を言えば、GeForce RTX 3070からメモリーを高速化し、CUDAコアなどを含むSM(Streaming Multiprocessor)数を微増させたモデルとなる。性能としてはGeForce RTX 3080までは届かないものの、GeForce RTX 3070を凌駕するものだ。

 まずはCPU性能を「CINEBENCH R23」でチェック。このベンチマークソフトは、CGのレンダリング速度からCPU性能を測ってくれるもので、独自のptsという単位の数値で結果を教えてくれる。この数値が高ければ高いほど、高性能なCPUとなる。

 なお、CGレンダリングはマルチスレッドでの処理に向いている用途となるため、CPUの最大性能を知るのに向いているベンチマークとなる。

「CINEBENCH R23」の結果。全論理コアを使った最大性能となるMulti Coreが14814pts、1つの論理コアのみを使うSingle Coreが1677ptsという結果になった

 8コア/16スレッドというだけなら同世代のCore i7-11700Kと同じだが、ターボブースト時の動作クロックが高いぶん、性能はワンランク上。実際、手元にある過去データを調べてみると、Core i7-11700KのMulti Coreが13400pts、Single Coreが1584ptsとなっており、明らかにCore i9-11900Kの方が速かった。

 続いてPC全体の性能をチェックできる「PCMark 10」の結果を見てみよう。PCMark 10はトータルスコアだけでなく、ブラウザーやビデオ会議といった一般用途となる「Essentials」、オフィスソフトなどの速度を調べる「Productivity」、写真や動画編集、3Dグラフィック性能などを試す「Digital Content Creation」という3つのサブスコアも調べられる。

「PCMark 10」のベンチ結果。スコアが8444と高めなのはもちろんだが、3つのサブスコアとも11000を超えており、高レベルとなっていた

 当然ながら、スコアは総じて高め。ビデオカードが高性能ということもあり、Digital Content Creationのスコアはとくに高くなっていた。また、Essentialsに含まれているが、アプリの起動速度となるApp Start-up Scoreも高い。これはメインストレージとなるSSDがNVMe対応のSSD、しかもPCIe4.0×4に対応していることも影響しているだろう。

 このSSDの速度を調べてみたのが、次の結果だ。速度は「CrystalDiskMark」を使い、試行回数は5回、データサイズは1GiBという、デフォルトの設定で測っている。

「CrystalDiskMark」でSSDの速度をチェック。SSDはPCIe4.0対応の「CFD CSSD-M2B5GPG3VNF」を搭載しているだけあり、シーケンシャルアクセスが速めとなっていた

 「CFD CSSD-M2B5GPG3VNF」はPCIe4.0対応のSSDとしては最速クラスではないものの、シーケンシャルリードで約5GB/s、ライトで約2.5GB/sと高速なのは間違いない。この性能が、PCMark 10の結果にも反映されたのだろう。

 さらに高速なSSDを搭載したいというのであれば、BTOメニューから「WD Black SN850」や「SAMSUNG 980 PRO」といった、ハイエンドクラスのものを選ぶのがオススメだ。

 気になるゲーミング性能は、「3DMark」と「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」(以下、FF XVベンチ)でチェック。

 「3DMark」は使用するAPIや解像度が異なるテストが複数あるが、デフォルトとなるテスト(DirectX 12、2560×1440ドット)となる「Time Spy」の結果を見てみよう。

「3DMark」から「Time Spy」の結果。スコアは14022と非常に高く、3Dゲーム性能に優れているのが分かる

 GeForce RTX 3070 Tiを搭載しているだけあって、スコアは優秀。当然ながらCPU scoreも高く、余裕がある状況だ。実ゲーム性能の目安となる「Estimated game performance」を見てもBattlefield Vで135fps以上となっており、文句なしの性能だ。

 「Fire Strike」など他のテスト結果はまとめてグラフにしたので、別のゲーミングPCと性能を比べてみたいというときの参考にして欲しい。

「3DMark」の各テスト結果。Fire StrikeはDirectX 11、Time SpyはDirectX 12、Port Royalはレイトレーシングのテストとなる

 もうひとつ、ゲーミング性能として「FF XVベンチ」の結果も見ていこう。

 「FF XVベンチ」は少し古いベンチマークソフトとなるのだが、今でも重量級の負荷があり、高性能ゲーミングPCの性能を見るのに適したものとなっている。画質はプリセットから「高品質」を選び、表示は「フルスクリーン」。解像度は1920×1080(フルHD)、2560×1440(WQHD)、3840×2160(4K)の3つの解像度で試した。

1920×1080ドットの結果。スコアは13309で、評価は非常に快適。フルHD程度の解像度は余裕で、全く問題ない

2560×1440ドットの結果。スコアは10575で、評価はとても快適。フルHDほどではないにしても余裕があり、どんなシーンでもカクツキなしに遊べるレベルだ

3840×2160ドットの結果。スコアは6378で、評価は快適。さすがに4K解像度になると重たくなり、シーンによっては少し気になる部分が出てきそうだ。とはいえ、遊ぶ上ではまず問題ない

 結果は見ての通りで、解像度に関わらず評価は「快適」よりも上。4K解像度であってもシッカリ遊べるだけの性能があるのは間違いない。

カテゴリートップへ