Dynabookは6月14日、法人向けの14.0型ノートPC「MJ54/HS」を発表した。
14.0型液晶を採用しながら、およそ幅323.6×奥行き220.6×高さ19.9mm、重量およそ1.47kgというコンパクトな筐体を実現。バッテリー駆動時間はおよそ14.5〜15.5時間(構成により異なる)で、オフィスと自宅を行き来する、テレワーク型の働き方にも対応しやすい点が特徴だ。
DP(熱設計電力)を従来の15Wから28Wに増加させ、効率的に排熱することで、CPUの処理性能を最大限に発揮できるという技術「エンパワーテクノロジー」にも対応。CPUに高い負荷がかかる作業時も、処理性能を保てるという。
インターフェースとしては、Thunderbolt 4(USB Type-C)端子×2、USB3.1(USB Type-A/Gen1)端子×2、HDMI出力端子、有線LAN端子、マイク入力/ヘッドホン(3.5mmミニジャック)端子×1を搭載。2台の外部ディスプレーに、同時に映像を出力することも可能だ。
無線通信規格としては、IEEE 802.11ax、IEEE 802.11ac/a/b/g/n、Bluetooth 5.1に対応している。
そのほか、液晶ディスプレーは180度まで展開でき、画面を共有しながらの会話がしやすくなっているほか、ウェブカメラを物理的に遮る「Webカメラシャッター」を搭載。また、ボトムカバーには簡単に開閉できる「メモリカバー」を設け、ユーザー自身でメモリーの増設を行える設計にした。
構成別に複数のモデルを用意し、CPUはCore i7-1185G7 vPro、Core i5-1145G7 vPro、Core i7-1165G7、Core i5-1135G7、Core i3-1115G4、Celeron 6305から、ディスプレーはフルHD(1920×1080ドット)かHD(1366×768ドット)から選択可能。
メモリー容量は標準で8GB(32GB PC4-25600)、ストレージには標準で256GB SSDを搭載するが、メモリーは16GB、ストレージは128GB SSD、512GB SSDも選択可能。注文時にMicrosoft Office Home & Business 2019をバンドルさせることも可能で、価格は最小構成モデルが31万420円となっている。