競技タイトルでフレームレートをチェック、長期間使える質実剛健な1台
JeSU公認で大会にも採用! 競技タイトルが高リフレッシュレートで遊べる第11世代CoreとRTX 3060搭載ゲーミングPC「G-Tune EN-ZJ」をチェック
質実剛健なPCケース
アクセスしやすいインターフェースも豊富
まずは、G-Tune EN-ZJの外観からチェックしていこう。本機は、ゲーミングパソコンの中でもシンプルなデザインで、どちらかというと機能性を重視した質実剛健なタイプだ。前面上部にはUSB 3.0×4、ヘッドフォン出力、マイク入力、SDカードリーダー、HDMI端子が配置されている。パソコンデスクの都合でマシンをデスク下などに設置したい場合、上部にインターフェースがそろっているのはありがたい。
このHDMI端子は、ビデオカードのHDMI出力に、背面上部に備わっているHDMIケーブルを接続することで使えるようになる。VRコンテンツなどを楽しむ際に、この位置にHDMI端子があるのはとても便利だ。
筐体右側には大きめの吸気口があり、ケース内部をみるとこの部分に2連ファンが搭載されている。この部分がエアフローの要になると思われるので、右側を壁にピッタリつけるといった設置の仕方は避けたほうがいいかもしれない。底面にはフィルターがあり、簡単に取り外し可能でかつ水洗いが可能となっている。
ケース内部を見ていこう。CPUには、120mmラジエーターの水冷CPUクーラーが採用してある。アイドル時に関しては空冷のほうが静かな場合もあるが、ゲームプレイ時など高負荷な場合は水冷の方が静か。実際にゲームをしているときも、ある程度駆動音はするもののとても静かだった。
ストレージベイは、3.5インチが2つ、2.5インチが3つ用意されており、拡張性が高いのもG-Tune EN-ZJの特徴の1つ。3.5インチベイは引き出してストレージを設置できるので、あとから追加するときも楽だ。加えて、3.5インチベイはケース右上にあるので、2連ファンから流れてくる空気の流れを妨害することもない。
電源は上部に配置してあり、マザーボード部分と分かれており、熱源が分断されているのもうれしいポイントだ。ケーブル類もマザーボード裏側にまわるようになっており、見た目はかなりスッキリしている。長期間使うマシンとして、ビデオカードやストレージが楽に強化できるのは、魅力といえるだろう。