FCNTは6月9日、法人向けスマホ「arrows BZ02」を8月下旬から発売すると発表した。
CPUはQualcomm製のSDM460(1.6GHz+1.8GHz オクタコア)を搭載し、現行機種の「arrows BZ01」と比べCPU性能はおよそ1.5倍、GPU性能はおよそ1.3倍にアップしたとする。内蔵メモリー容量もRAM 3GBから4GB、ROM 32GBから64GBとアップした。
さらに、ディスプレー解像度をフルHD+(1080×2220ドット)からHD+(720×1480ドット)に下げることでCPU負荷を大幅に削減した。
電池容量を2780mAhから3600mAhと大容量化し、低消費電力化技術を搭載することでバッテリー性能を向上。「電池長持ち充電」機能により電池の劣化を軽減することで、長期間の利用にも配慮している。
本製品は、新たにDual SIMに対応し、「sXGP」などの内線用回線と公衆回線を1つの端末で利用できる。
防水性能(IPX5/8)、防塵性能(IP6X)対応に加え、高強度樹脂材料とユニボディー化、衝撃吸収構造により落下の衝撃に強く画面の割れにくい堅牢性をうたう。また、イソプロピルアルコール、エタノール、次亜塩素酸水による拭き取りが可能で、衛生面で配慮が必要な環境にも対応する。汚れがついてしまった場合は、泡タイプのハンドソープや食器用洗剤で丸洗いできる。
業務に不要なアプリの削除や、起動画面への自社ロゴ表示など、要望に合わせカスタマイズした状態の端末の提供が可能。長期保証サービスのほか、落下や損傷・水没・火災・落雷などによる破損・故障を保証するワイド保証サービスなどのオプションも用意される。